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ラヌース監督:「重要な意味のあるタイトルを逃した」

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 6日に行われたスルガ銀行チャンピオンシップ、柏レイソル対アルゼンチンのラヌースの一戦は、2-1で柏に軍配が上がった。ラヌースのギジェルモ・バロス・スケロット監督は、内容は互角だったとして敗戦を悔やんだ。

 2013年ヤマザキナビスコ杯王者の柏と、コパ・スダメリカーナ王者のラヌースとの対戦で行われた今回の試合。1-1で迎えた終了間際、FW工藤壮人が獲得したPKをFWレアンドロが決め、これが決勝点となって2-1で柏が勝利を収める結果となった。

 試合後の会見で、バロス・スケロット監督は次のように述べた。

「非常に拮抗した試合となった。前半は柏が試合を支配していた時間もあったが、その後は我々もペースを取り戻し、同点にすることができた。両チームともにゴールのチャンスはつくり出せていた。内容的には引き分けに値するものだった」

「(PKの判定は)PKではないとも思ったが、私は離れていたところにいたのではっきりしたことは分からない。あの状況ではほかに選択肢がなかったように思う」

 柏のプレーの印象については、次のように語っている。

「柏は終始試合を支配しようという狙いを持って、得意のサイドからのクロスを上げながら攻めていた。前半はそれが機能していたが、後半に入ってからは我々がそのプレーを封じ込めた。それでも、(柏は)最後までボールポゼッションを高めようという狙いを持ってプレーしようとしていると感じた」

 冬のアルゼンチンから暑い日本へ移動しての試合となったが、環境の違いや時差による影響は言い訳としていない。

「そのために今回は1週間の余裕を持って来日した。時差や気候に順応する時間は十分にあったと思う。今日の試合でも、選手たちは最大限のパフォーマンスでプレーすることができた」

「前半を柏のペースでやらせてしまったことが、一つの大きな敗因だったと思う。後半は自分たちからプレッシャーをかけて試合を進めることができたし、ポストに当たったシュートなどチャンスも多かった。だが残念ながら、我々にとって非常に重要な意味を持つこのタイトルを逃してしまった」
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