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[なでしこ]岡山湯郷が大逆転V!!浦和がINACに敗れ最後の最後で首位陥落

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 なでしこリーグのシーズン最終節が16日と17日に行われた。シーズン1位の可能性が上位4チームに残る大混戦のまま最終節に突入したが、まずは16日に2位の日テレ・ベレーザが敵地でAS埼玉と対戦。常にリードを許す展開ながら、後半30分にMF籾木結花がこの日2点目となるゴールを決めて勝ち越し。しかし終了間際の同45分にPKを与えてしまい、3-3。痛恨の引き分けとなった。

 同じく16日には3位の岡山湯郷ベルも敵地で吉備国際大と対戦。前半から最下位チーム相手に確実に得点を重ね、終わってみればMF宮間あやのハットトリックなどで7得点。7-0と完勝すると、勝ち点を36に伸ばして、暫定首位に躍り出た。この結果、4位につけていた17日に試合を残すアルビレックス新潟レディ-スの優勝の可能性はなくなった。

 岡山湯郷か浦和か――。17日、唯一自力優勝の可能性を持っている浦和レッズレディースがホームでINAC神戸と対戦した。しかし浦和は後半7分にFW増矢理花に先制弾を許すと、最後まで反撃の糸口をつかめず。0-1で敗れ、守り続けていた首位の座を最後の最後で明け渡す結果となってしまった。

 これでレギュラーシリーズと呼ばれる10チームによる前期リーグは閉幕。岡山湯郷が制し、国際女子サッカークラブ選手権2014への出場権も獲得した。

 エキサイティングシリーズと呼ばれる後期リーグはレギュラーシリーズの上位6チームと下位4チームがそれぞれ分かれて総当たりのリーグ戦を行う。上位リーグはレギュラーシーズンの1位が6点、2位は5点と1点ずつ減点したポイントを持った状態からスタート。10回戦を行い、年間優勝を決める。下位リーグはレギュラーシーズンの勝ち点の1/3を持ち越して、6回戦を行い、残留争いを繰り広げる。

■レギュラーシーズン最終順位
1.湯郷ベル(36)+12
2.日テレ(35)+22
3.浦和(35)+19
4.新潟L(32)+12
5.I神戸(29)+15
6.ジェフL(28)+2
↑上位リーグへ
…………
↓下位リーグへ
7.ベガルタ(25)+6
8.AS埼玉(17)-17
9.伊賀FC(16)-5
10.吉備国大(1)-68


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