beacon

リーガデビューのハーフナー、レアル・マドリー戦に「収穫」

このエントリーをはてなブックマークに追加

自信をつけたコルドバFW

 FWハーフナー・マイクが、強豪レアル・マドリーとの試合でリーガエスパニョーラデビューを飾った。オランダのフィテッセを退団してコルドバを新天地に選んだ日本人FWは、課題よりも「収穫の方が多かった」とデビュー戦にまずまずの手応えを感じている。

 昨シーズンのチャンピオンズリーグ王者と対戦しても、ハーフナーのフィジカルは通用することが証明された。

「最初、セルヒオ・ラモスとやり合って競り負けることが多かった。でも、途中から体をぶつけてボールを受ける形ができて、S・ラモスにも勝てるようになりました。そういう意味では個人的な収穫です。良い経験だったと思います」

 44分には、そのS・ラモスに競り勝つ形でCKに合わせた。しかし、ヘディングシュートは枠のわずかに外。リーガ初ゴールはならなかった。

「入ってほしかった。きた!と思ったんですけどね(笑)。個人的には入ったと思いました。残念です」

 初戦の収穫と課題については、このように話している。

「収穫の方が多かったです。やれたところの方が多かったですけど。もうちょっとしっかりコンディションを上げて…。今日は交代が早かった(61分)ので(笑)。個人的にはもっとやりたかったです」

 レアル・マドリー戦はハーフナーにとって自信になったようだ。

「練習試合でまったくできなかったことが今日できたので、すごく良かったと思いました。練習試合では想像できなかったので(笑)。これならリーガでも戦えると」

 監督からの指示についても話している。

「自分とトップ下が、(相手の)ボランチにつき、なるべく引いてカウンターを狙うということですね。自分のところにボールが集まることが多くなるとは言われたので、その中で収めるところは収められ、もっとできると思った。負けましたけど、このチームにとっては本当に収穫の方が多かったと思います」

 相手DFペペと笑い合う場面もあった。

「自分の手のひらが相手の頭に当たったんですけど、あっちがひじと言ってきたので、違う、手だよって、そこで相手の頭に手を乗っけたら(笑)。まあ、あそこで怒らずに笑顔を見せてくれたので…。頭突きされなくて良かったです(笑)」

 ハビエル・アギーレ体制となった日本代表への招集も気になるところだが、ハーフナーは「今はコルドバに集中しているで、代表のことは特に考えていないです」。

 コルドバは第2節、ホームにセルタを迎える。

▼関連リンク
欧州組完全ガイド
リーガ・エスパニョーラ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP