今年で引退するアメリカのレジェンド

　アメリカサッカー連盟は26日、ロサンゼルス・ギャラクシーFWランドン・ドノバンが10月にアメリカ代表での最後の1試合に出場する予定であることを発表した。

　長年にわたってアメリカ代表のエースとして活躍を続けてきたドノバンだが、今年のブラジル・ワールドカップ(W杯)では大会前に23名の最終メンバーから落選したことが大きな波紋を呼んだ。

　その後、ドノバンは今月7日に今シーズン終了後の現役引退を発表。32歳の若さでスパイクを脱ぐことになった。

　ドノバンは10月10日にイースト・ハートフォードで行われるエクアドル代表との親善試合に出場する予定。アメリカ代表の象徴と見なされてきた選手に最後の花道が用意される。

「15年間にわたって、ランドンはその素晴らしい能力で我々を熱狂させてきた。代表チームの次のホームゲームで彼の業績を記念し、ファンが彼に感謝する機会を設けられることを楽しみにしている」とサッカー連盟のスニル・グラティ会長はコメントしている。

　2000年にアメリカ代表にデビューしたドノバンは、これまで歴代2位の156キャップと、歴代最多の57ゴールおよび58アシストを記録。日韓大会、ドイツ大会、南アフリカ大会の3度のW杯に出場した。