新たな冒険を楽しみに

　インド・スーパーリーグ(ISL)に挑戦するFWアレッサンドロ・デル・ピエロが、『タイムズ・オブ・インディア』のインタビューで、新たな冒険について意気込みを表した。

　シドニーFCを退団し、新たな活躍の場にインドを選んだデル・ピエロ。デリー・ダイナモスでプレーすることになった同選手は、次のように話している。

「インドサッカーのことはあまり知らない。新たな経験だ。この旅路の一員となり、楽しみたい。シドニーでは素晴らしい2年を過ごした。素晴らしい経験だったよ。友人もたくさんできた。インドでも同じようにやりたい。これから4カ月、インドで過ごし、できれば戻ってきたいね。インドにたくさんのサッカーファンがいることは知っている」

「ユベントスは僕のキャリアにおいて大きな一部だった。ほぼすべてのタイトルを獲得したんだ。ファンとの絆は特別なものだよ。でも、今は人生における新たな時代がスタートする。イタリアの外を経験したかった。まずはシドニーに行き、次はインドに来ることを決めたんだ」

　開幕戦ではユーベ時代のチームメイト、FWダビド・トレゼゲが所属するプネーFCと対戦する。

「彼との対戦は素晴らしいだろうね。先週、ローマでのチャリティーマッチで彼に会ったんだ。新シーズンについて話したよ。僕らは2人ともすごく興奮している」

　いずれユベントスに幹部として復帰することが注目されるデル・ピエロだが、今はインドでの新たな戦いに集中しているようだ。

「今は頭も心も新しい経験に集中している。何かオファーされる前に、そのことについてイエスかノーかを言ったり、コメントすることはないよ」