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途中出場FW岡田の2ゴールで湘南が讃岐に勝利し、勝ち点を80に伸ばす

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[9.14 J2第31節 讃岐0-2湘南 丸亀]

 J2は14日、第31節を各地で行い、カマタマーレ讃岐湘南ベルマーレが対戦した。讃岐の堅い守備に苦しんだ湘南だったが、後半からピッチに立ったFW岡田翔平が2ゴールを挙げる活躍を見せ、2-0で勝利。勝ち点を80に伸ばしている。

 アジア大会を戦うU-21日本代表に選出されたDF遠藤航、累積警告のMF菊地大介を欠く湘南だが、序盤から優勢に試合を進める。前半17分にDF三竿雄斗が左サイドから入れたクロスをFWウェリントンがボレーで捉えたが、シュートはクロスバーを叩く。同27分にも湘南はゴール前でFKを得ると、FW大竹洋平が左足でゴールを狙ったが、GK瀬口拓弥の好セーブに阻まれた。その後も中央から讃岐ゴールを割ろうとする湘南だったが、得点を挙げられないまま、前半を終えた。

 後半に入り、湘南は4バックに布陣を変更。両SBも積極に攻め上がり、サイドからの攻撃を増やした。5分には右からのクロスがPA内の密集で浮き球となると、DFを背負ったウェリントンがボールをコントロール。強引に反転シュートに持ち込んだが、これもGK瀬口の好セーブに抑えられた。

 それでも湘南は後半17分、MF岩尾憲の縦パスが讃岐DFに引っ掛かるが、こぼれ球に後半から出場していた岡田がいち早く反応。PA内でボールを回収して、右足で冷静にゴールネットを揺らした。このゴールで勢いに乗った岡田は、同32分にもGK瀬口が弾いたボールに鋭く反応、シュートをゴールに突き刺して2-0の勝利に導いた。

 試合後、湘南の曺貴裁監督は「出場停止の選手だったり、アジア選手に行っている選手がいたりする中で、今日は本当に良いゲームができたと思います。立ち上がりから最後の笛が鳴るまで、攻撃的なわれわれの姿勢を貫いて、全員で勝ち取った勝ち点3だったと思います」と、胸を張った。そして、あえて課題を挙げるなら?と聞かれても「いろいろとあるんですが、今日はこういう難しいゲームを勝ち切った選手たちを称えるだけで、何も言うことはないです」と、リーグ最速で勝ち点80に到達した選手たちを称賛した。


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