アンチェロッティ監督の決断は?

　16日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)グループB第1節のバーゼル戦でイケル・カシージャスとケイロル・ナバスのどちらを先発GKに起用するのか、レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督の選択に注目が集まっている。

　ディエゴ・ロペスがミランへ移籍し、レバンテからナバスが加入した今シーズンは、カシージャスがレギュラーポジションを奪回。ここまでUEFAスーパーカップ、スペイン・スーパーカップ、リーガの全6試合でゴールを守っている。

　だが、マドリーはレアル・ソシエダとアトレティコ・マドリーに計6失点を喫してリーガで連敗。アトレティコに先制点を許した際には、サンチャゴ・ベルナベウのファンからカシージャスにブーイングが浴びせられた。

　昨季はリーガでD・ロペス、CLでカシージャスがゴールを守るローテーション制が採られたこともあり、バーゼル戦でのアンチェロッティ監督の起用が注目される。スペイン『アス』は引き続きカシージャスが起用される見通しだと伝えているが、指揮官がこの試合でのGK交代を考えているのではないかと見るメディアもある。

　一方で、ファンはナバスの起用を望んでいるようだ。ダービーマッチ前に『マルカ』電子版が行ったアンケートではファンの6割あまりがナバスを試すべきだと回答していたが、その比率はさらに上昇している。

　『マルカ』が再び行った「CLでどちらが先発するべきか?」とのアンケートでは、約1万5千人が投票を行った時点で70%以上がナバスの先発を希望。『アス』による先発メンバー投票でも、カシージャスの約2400票に対し、ナバスは約7400票を獲得したとのことだ。

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