ランパードとの再会も楽しみに

　チェルシーFWディディエ・ドログバは、加入1年目でさっそくの活躍を見せるFWジエゴ・コスタを称賛し、チェルシーが必要としていたストライカーだと表現している。

　ドログバが2年前に一度チームを離れて以来、本格的なエースストライカーを欠いていたチェルシー。だが今季アトレティコ・マドリーから加入したスペイン代表FWは、プレミアリーグ開幕から4戦連続の計7ゴールと大活躍を見せている。

　今季はポジションを争うライバルにもなるD・コスタをたたえ、ドログバが述べたコメントをイギリス複数メディアが伝えた。

「彼は今シーズンの僕らが必要としていたストライカーだよ。彼を見てみれば、どんな挑戦にも勝利して、ゴールを決めたいという意欲を感じ取ることができる」

「彼はゴールのためにハングリーなんだ。それこそが僕らのようなチームのために最高のことだよ。スペインという別のリーグから来てイングランドで今シーズンをスタートさせ、スペインでやっていたのと同じことを再現できるのはファンタスティックだね」

　ここまでリーグ戦では短時間の交代出場にとどまり、チャンピオンズリーグのシャルケ戦でようやく初先発の機会を得たドログバ。プレーで貢献する意欲は失っていないが、精神的支柱としての役割も自覚しているようだ。

「僕はチームを助けるためにここにいるけど、仲間たちにスピリットを見せるためにいるとも言える。彼らの勝利への意欲を疑ってはいないけどね。僕はチームに何かを加えて、僕らの目標達成を助けるために準備しているよ」

　21日のプレミアリーグ第4節マンチェスター・シティ戦では、チェルシーで長年チームメートだったMFフランク・ランパードと敵として対戦することになる。

「彼と会えるのが待ち遠しいね。ここに戻ってきても彼がいなくなっていたのは残念だけど、また会えるのはうれしいよ」

「どのチームでプレーしているかは問題じゃない。彼は今でも僕らの一員だと思う。彼がやってきたことを考えれば、今でもチェルシーの選手だ。クラブの歴史の一部だと思っているよ」

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