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[AFC U-19選手権]U-19代表、次への指針となるサッカーで4大会ぶりの世界切符を

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 日本は3大会連続でU-20W杯出場権獲得に失敗。ユース世代での国際経験の不足が指摘されているが、今回、15年U-20W杯の出場権4枠を懸けたAFC U-19選手権ミャンマー2014でU-19日本代表の指揮を執る鈴木政一監督も「世界大会の経験は大きい」と世界で得ることのできる経験値の大きさを認める。

 もちろん、今回の第一目標は日本サッカーの将来のためにU-20W杯の出場権を獲得すること。ただし、指揮官は今後につながるサッカーをするということも重視している。「当然サッカーですから結果が出ないかもしれない。でも、『こういうサッカーをしたから勝てなかった。じゃあ、次は何をしなければならないのか、日本は』と、いうものがはっきりと示せるような日本のサッカーをトライをして結果を出したい」と力を込めた。

 U-19日本代表のサッカーの特長について「バランスをしっかりと保ちながらもプレーしている場所、あるい選手も含めたところで判断を共有して、相手がどう守ろうと、仕掛けて点を取る。あるいは相手がどう攻撃しようと、基本的にはボールにプレッシャーをかけて、次の出所でボールを奪う積極的なサッカーをしたい」と語った指揮官。それを表現する23名の“若きサムライ”とともに将来への指針となるサッカーを展開して、世界切符を獲得する。

(取材・文 吉田太郎)

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