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トッティ:「引退前にもう一度スクデットを」

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38歳を迎えるローマのキャプテン

 27日に38歳の誕生日を迎えるローマFWフランチェスコ・トッティは、現役引退前にもう一度スクデットを獲得したいという意欲を口にしている。

 1993年にローマでデビューし、ローマ一筋で23シーズン目を迎えているトッティ。その長いキャリアを通して一度だけ、2000-01シーズンにセリエA優勝を経験している。

 トッティが『ローマTV』に次のように語った言葉を、イタリアメディアが伝えた。

「初めてのスクデットを獲得した日のことは決して忘れられないよ。夢を実現することができたんだ。言葉に表せないような喜びだった。やめる前にもう一度味わいたいね」

 ルディ・ガルシア監督の就任した昨シーズンは、セリエAで2位の好成績を記録。シーズン終盤までユベントスへの追い上げの可能性を残し、悲願のスクデットを争った。

「ガルシアは素晴らしい監督だよ。プレーさせてくれるからという理由だけじゃなくてね。メンタル面で普通とは違っていて、イタリアのサッカーに慣れるのにもまったく苦労しなかった」

「全員を同じように扱って、全員が重要な存在だと感じさせてくれるんだ。僕らは彼のために101%の力で戦うことができる。近いうちに、何か大きな成功を分かち合いたいね」

 引退後にキャプテンを引き継ぐことになるMFダニエレ・デ・ロッシについては次のようにコメントした。

「彼とは友人として、良い瞬間も悪い瞬間もたくさん共有してきた。ローマの下部組織で育った彼が未来のキャプテンになることを誇らしく感じているよ」

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