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カカウ弾で首位・浦和撃破!!C大阪が3試合ぶり白星で降格圏脱出

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[9.27 J1第26節 C大阪1-0浦和 ヤンマー]

 16位セレッソ大阪がホームで首位浦和レッズに1-0で競り勝ち、3試合ぶりの勝利を飾った。FWカカウの2戦連発弾で浦和の連勝を4で止め、7試合ぶりの土を付けると、順位も16位から14位に上げ、降格圏を脱出した。

 C大阪は前半4分、FW杉本健勇がカカウとのワンツーでゴール前に抜け出すが、シュートはGK西川周作がセーブ。浦和も同15分、MF柏木陽介の左クロスのこぼれ球をFW李忠成が左足ボレーで狙ったが、シュートはゴール上に外れた。

 互いにチャンスはつくるものの、最後のところで決め切れない。C大阪は前半36分、カウンターからMF南野拓実がドリブルで駆け上がり、右サイドに展開。カカウのクロスボールに南野が頭で合わせたが、枠を捉えられなかった。

 スコアレスで折り返した後半も両チームが攻め合う激しい展開が続いた。浦和は後半12分、右クロスのこぼれ球をFW興梠慎三が狙うが、GKキム・ジンヒョンがセーブ。同22分にはDF森脇良太の右クロスに興梠がダイビングヘッドで合わせたが、わずかにゴール左に外れた。

 すると直後の後半23分だった。C大阪は左サイドのスローインを杉本がワンタッチでつなぎ、カカウがボールを受けると、ドリブルで中に持ち込んで右足を一閃。PA手前からの強烈なミドルシュートは西川の指先をかすめて右ポストを弾き、逆のサイドネットへ吸い込まれた。

 カカウは移籍後初ゴールを決めた前節・名古屋戦(1-2)に続く2試合連続ゴール。試合終盤は浦和の反撃を受けたが、守備陣が高い集中力を保ち、この1点を守り抜いた。連敗を2で止め、3試合ぶりの白星で首位・浦和を撃破。降格圏からも脱出し、J1残留へ大きな勝ち点3を手にした。


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