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インザーギ:「ベルルスコーニは満足しているはず」

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3試合白星なしで悔しさをうかがわせるも…

 ミランは28日、セリエA第5節でチェゼーナと対戦し、敵地で1-1と引き分けた。フィリッポ・インザーギ監督は、逆転できなかったことへの悔しさをうかがわせつつ、攻撃に関してシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は満足しているはずだと話している。

 10分にGKクリスティアン・アッビアーティのミスから失点したミランは、19分にMF本田圭佑のCKからDFアディル・ラミが同点弾。本田のアシストで試合を振り出しに戻す。

 だが、後半に攻めながらも得点を奪えずにいると、73分にはDFクリスティアン・サパタが一発退場に。75分に本田がベンチに下がり、DFアレックスが投入される。10人となったミランは逆転弾を奪えず、タイスコアのまま試合終了を迎え、3試合白星なしとなった。

 インザーギ監督は試合後、次のように話している。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などイタリアメディアが伝えた。

「我々は試合を手中に収めていたし、多くのチャンスをつくった。ゴールを決めなければいけなかったんだ。良いプレーをしたが、後半は少し間延びしてしまったかもしれない。それで勝つのが難しくなった。残念だよ。失点で難しくなったが、追いついて、おそらく2点目を奪うにも値したはずだ」

「チェゼーナの先制点はオフサイドだったとも言われたよ。ただ、副審は難しい仕事だからね。我々は全力を尽くした。相手のGKが素晴らしいセーブをしたんだ。残念だよ。ライバルたちの結果を考えれば、勝っていたら大きな結果となっていた。ただ、リーグ戦はまだ長い」

 2試合連続先発出場のFWフェルナンド・トーレスについては、次のように述べている。

「彼はしばらくプレーしていなかった。60分プレーできる状態だと分かっていたから、フレッシュな選手を入れることにしたんだ。だが、それから10人となってしまい、(F・トーレスと代わったジャンピエロ・
パッツィーニはあまりボールを受けることができなかった」

 インザーギ監督は全体としてここまで悪くない成績だとも強調している。

「私は、我々が良い平均でやってきていると思う。簡単なアウェーゲームがあると思われるかもしれないが、決してそういうことはないんだ。ユヴェントスとローマはより上にいるだろうが、ほかのチームたちとは渡り合える。正しいスピリットがあるんだ。多くの点で成長しなければいけないがね。時間が必要だ」

「ベルルスコーニ? 彼は満足しているはずだと思う。我々は攻撃的なサッカーを見せたからだ。だが、今は次のキエーヴォ戦のことを考えているよ」

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