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大迫の奮起に期待するケルン監督

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バイエルン戦でメンバー外…「コンディション調整に苦しんでいる」

 ケルンは27日、バイエルン・ミュンヘンと対戦し、ホームで0ー2と敗れた。この一戦では、FW大迫勇也とシモン・ツォラーがベンチ入りしなかったことが話題となっている。ペーター・シュテーガー監督が、その理由を説明した。

 ケルンは今シーズンここまで5試合を消化し、得点がわずか2。最下位に低迷するハンブルガーSVに次ぐワースト2位の数字だ。こういった状況で2人のアタッカーがベンチに入らなかった。

 ドイツ『エクスプレス』は、「だからツォラーと大迫はメンバーに入らなかった」というタイトルでシュテーガー監督のコメントを紹介。2人の責任にするつもりはないが、現在のパフォーマンスに満足しているわけではなく、奮起を促す意図があったようだ。

「私の見解だと、(FW陣では)アンソニー・ウジャーしか、自身の85キロの体重を生かしてチームを助けることはできていない。ほかの選手は重い物でも抱えながら走っているようだった。だから言わなければならなかったんだ。我々の下でもパフォーマンスが第一だからね」

「彼らはスケープゴートなどではない。大迫はワールドカップに出場してから、まだコンディション調整に苦しんでいるような気がする。(加入したばかりの)シモンについては、初ゴールをいつ決められるかを考えすぎだ」

 監督は、2人の調子が上がってくることを期待している。

「彼らがリセットボタンを押し、月曜日には練習でまた頑張ることを願っている。メンバーから外れることほど嫌なことはないだろう。だから、これからは彼らにとってすべてが良くなる一方のはずだ」

 バイエルン戦でもノーゴールだったケルンは、4日にフランクフルトと対戦する。

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