3試合白星なしに名誉会長は…

　インテルのマッシモ・モラッティ名誉会長が、ワルテル・マッツァーリ監督に結果を出すことが重要だと呼びかけている。

　19日のナポリ戦で2-2と引き分けたインテル。内容面で改善も見られ、終了間際の得点で勝ち点1をもぎ取り、連敗を2で食い止めたチームだが、勝ち点3を得ることはできず、首位ユベントスに勝ち点10差の9位と中位に甘んじている。

　モラッティ会長は20日、マッツァーリ監督について次のように語った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「マッツァーリは真面目な人間だ。だが、様子を見よう。サッカーは結果次第、改善したかどうか次第なんだ。大事なのは常に次の試合だよ。続投する限り、成長というプロジェクトで構わないだろう。だが、状況が良くならなければ、彼は困難に陥ると思う」

「私が会長だったら彼はすでに解任されていたか?　私は最悪の模範だからね。2日前にリーグ優勝を果たした監督(ロベルト・マンチーニ)を追いだしたほどなのだから。私を模範にすべきではないだろう」

　一方で、モラッティ名誉会長はナポリ戦でチームが改善したとも認めている。

「それまでの2試合と違ったね。ポジティブで、誇りと気迫が感じられた。これは重要なことだ。チームが成長したということだよ」

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