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[コマスポ]撃ちあいに敗れ、またも専修に屈す

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[駒大スポーツ ゲキサカ版]

 JR東日本カップ2014第88回関東大学サッカーリーグ1部・第18節は19日味の素フィールド西が丘で駒澤大vs専修大戦が行われた。試合は、3-5の打ち合いに敗れ、後期リーグ開幕戦以来の黒星となった。

 どうすれば専修大という鬼門を打ち破ることができるのだろうか。今季、専修大との対戦は三度目だが結果は三戦三敗。三度目の正直とはならなかった。

 試合は、序盤から目まぐるしくスコアが動く展開。前半開始早々2分、専修大北出雄星(3年=三菱養和SCユース)のパスに抜け出した仲川輝人(4年=川崎F U-18)がゴール。駒大にとって、立ち上がりという一番注意せねばならなかった時間帯に、早くも失点してしまう。しかし、失点からわずか4分後、菊地将太(3年=浦和東)のパスに抜け出した中村駿(4年=習志野高)がゴールキーパーとの一対一を冷静に決め、すぐさま同点に追いつく。だが、ここで踏ん張り切れなかった。8分、9分と立ち続けに失点すると、完全に専大にペースを握られてしまった。22分にも再び失点を重ね、3点のリードを付けられてしまう。前半25分を経たぬ間に両者合わせて5得点。試合はまさに大荒れだった。これでもまだまだ試合は終わらない。31分に小牧成亘(4年=ルーテル学院高)のゴールで2点差に攻めよるも、またも失点し、点差は元通り。しかし、その9分後、前半終了間際の菊地のゴールで再び専大に食いつきそのまま前半が終了。スコアが激しく動く前半となった。

 後半は、前半とうって変わってスコアに変動が見られない。お互いにゴール前まで何度も攻め入るが、フィニッシュまでたどり着けない。駒大も集中した守備を見せる。一進一退の攻防の末、前半のスコアのまま試合は終了し、3-5という結果で敗北した。

「早い時間に失点して、自分たちで苦しくさせてしまっている」と話すのは小牧。立ち上がりからの集中力が足りなかった。「防げる点はあったはず」という秋田監督。前半から集中して試合に臨めば、勝利も見えたか。監督は、「前半は最低」とバッサリ。残念そうな面持ちで肩を落とし、ミックスゾーンを後にした。

(文 駒大スポーツ 高尾葉菜)
(写真 同 小金沢遥)


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