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[コマスポ]駒澤大、筑波大戦プレビュー

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[駒大スポーツ ゲキサカ版]

 第88回関東大学サッカーリーグ1部第19節は26日、古河市立古河サッカー場で駒澤大が筑波大と対戦する。

 後期開幕戦以来負けなしと波に乗っていた駒大だが、前節の専修大戦でまたもライバルにその息の根を止められてしまった。リーグ開幕戦では0-6の大敗、総理大臣杯では3-5、そして前節の結果も3-5と試合を重ねる度に苦汁を嘗められている。主将の平尾優頼(4年=市立船橋高)が、「自分たちは切り込まれるチームに対してはある程度戦えるが、繋がれるチームには弱い」と言うように、前線へのロングフィードとサイド攻撃からなる駒大とは異なる、細かなパスワークでゴール前に迫る専修大の攻撃によって、三試合で16失点という結果に見舞われている。

 次節の筑波大戦は、この失敗を繰り返さないように注意したい。第7節に対戦した際は4-3で勝利したものの、立ち上がりからボールを回され前半は0-2の無得点に抑えられた。順位は低迷しているとはいえ、前節勝ち点3を手にした筑波大は残留争いをかけて勝負してくるだろう。特に得点源のFW中野誠也(1年=磐田U-18)を勢いに乗らせないことが失点を防ぐカギとなる。失点を0に抑えれば負けることはない。ここ数試合失点の多さが目立っているが、立ち上がりから徹底したDFをして、自分たちのサッカーをして欲しい。

 今季リーグも残り4節となった。駒大は18節終了時点で7位、インカレ出場権獲得の6位まであと一歩という位置まできた。勝ち点は27で5位の国士舘大と6位の慶應大と並んでいるが、どの大学もそれぞれの目標に向け残りの試合を全力で戦ってくるだろう。つまり、なにが起こってもおかしくないということだ。駒大は、インカレ出場権獲得という目標に向け、勝ち点3をとることが出来るか。


(文 駒大スポーツ 小金沢遥)
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