beacon

清武、直接FKで移籍後初ゴール!!香川途中出場のドルトムント撃破

このエントリーをはてなブックマークに追加

[10.25 ブンデスリーガ第9節 ドルトムント0-1ハノーファー]

 ブンデスリーガは25日、第9節を行い、MF清武弘嗣とDF酒井宏樹の所属するハノーファーは敵地でMF香川真司の所属するドルトムントと対戦し、1-0で競り勝った。トップ下で先発した清武が後半16分に直接FKで移籍後初ゴール。これが決勝点となり、4試合ぶりの白星を飾った。3試合ぶりのベンチスタートとなった香川は0-1の後半21分から途中出場。酒井は負傷のため今季初めて欠場した。

 22日の欧州CLガラタサライ戦(4-0)で左太腿裏をつって途中交代した香川はベンチスタート。一方で前節・ケルン戦(1-2)のアップ中に負傷したDFエリック・ドゥルムは先発に復帰し、ガラタサライ戦で負傷交代したMFスベン・ベンダー、DFマッツ・フンメルスも先発に名を連ねた。

 ハノーファーは前半6分、右サイドのロングスローからMFレオナルド・ビッテンコートが右足ダイレクトボレーで狙ったが、わずかにゴール右へ。いきなりビッグチャンスをつくったが、その後はドルトムントがゲームを支配した。

 前半12分、MFマルコ・ロイスのサイドチェンジをDFウカシュ・ピシュチェクが頭で落とし、MFヘンリク・ムヒタリアンが振り向きざまに左足でミドルシュート。同18分にはロイスの右CKにフンメルスが頭で合わせたが、いずれもGKの好守に阻まれた。

 立て続けにチャンスをつくりながらゴールが遠いドルトムント。前半20分、ロイスの左足ミドルもわずかに枠を外れ、同39分にもMFピエール・エメリク・オーバメヤンとのワンツーからロイスが左足を振り抜いたが、シュートはクロスバーの上を越えた。

 0-0で折り返した後半もドルトムントのペースで進んでいたが、1点を取り切れない。後半10分、ピシュチェクの右クロスをオーバメヤンが落とし、ロイスが右足でシュート。決定的な場面だったが、またしてもGKのビッグセーブに遭った。

 すると後半16分、ハノーファーが左45度の位置でFKを獲得。清武が右足で直接狙ったキックは壁の上を越えて落下し、ゴールマウスに吸い込まれた。今季、ニュルンベルクからハノーファーに加入した清武にとっては、これが待望の移籍後初ゴール。劣勢だったハノーファーが先制に成功した。

 ドルトムントは後半21分、MFイルカイ・ギュンドアンに代えて香川を投入。同32分には左クロスからFWアドリアン・ラモスに決定機が訪れたが、ヘディングシュートは枠を捉え切れなかった。その直後、ラモスに代えてFWチーロ・インモービレ、ドゥルムに代えてDFソクラティス・パパスタソプロスを投入。交代枠を使い切り、最後の猛攻に出たが、最後まで1点が遠かった。ドルトムントはこれでリーグ戦悪夢の4連敗。ハノーファーは連敗を3で止め、4試合ぶりの白星を挙げた。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド
ブンデスリーガ2014-15特集

TOP