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アンチェロッティ:「マドリーの真剣さは唯一無二」

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クラシコに3-1で勝利

 25日のリーガエスパニョーラ第9節、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのバルセロナ戦を3-1で制した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、自身が率いるチームへの誇りを示している。

 スペイン『アス』がイタリア人指揮官のコメントを伝えた。

「何よりも強調されるべきは努力の姿勢だ。我々は失点をしたときにも動揺せず、プレーアイデアを保ち続けた。すべてがうまくいったね。今日はチームの様々な面を好ましく感じた。プレーリズムは素晴らしく、努力を振り絞った水曜からよく回復していた」

「守備面の問題はクオリティーではなく、献身の姿勢と走り込むことだと常に考えてきた。私はとても真面目で、プロフェッショナルなチームを率いている。このチームはマドリーでプレーすること、身を削る意味を理解しているよ」

 失点後に下した采配については、次のように説明している。

「我々はボールを保持し、サイドを活用しながら攻撃することを求めた。後半に勝利を物にしたのは、チームが勝つことを望んだからだ」

 攻守両面で活躍を見せたMFイスコについて問われると、こう返答した。

「彼の仕事ぶりはファンタスティックだった。しかしバルサ相手に勝利を収めるためには、全員の仕事が必要となる。今日は全員が高いレベルにあった。リバプール戦から2日半後に新たな試合に臨むことは、簡単ではなかったがね」

 この試合の3得点目を決めたFWカリム・ベンゼマにも言及している。

「カリムについては同じ意見を言い続けてきたが、彼と同様にイスコ、クリスティアーノ、2点目を決めたペペについても同じように話すことができる。ベンゼマはほかの全チームメートと同様に闘志に火がついている」

 一方、このクラシコにおける勝利の意味、チームの伸び代についても語った。

「重要な勝利だ。ライバルはとても強かったからね。我々は勝ち点差を縮めるという目標を達成した。だからこそ、全員が満足感を得ている」

「マドリーのプレーアイデアは昨季と同様のものだが、我々はさらに改善することを望んでいる。チームは現在のスタイルに慣れ始めているよ」

「我々は良い時期を過ごしている。調整を済ませられたかは分からないが、これから難しい時期もやってくるはずだ。しかしながら、私は現在のサッカーを実践し続けられると思っているよ。私は選手たちを誇り高く感じている。彼らのプロフェッショナルとしての姿勢、真剣さは唯一無二だ」

 負傷中のMFガレス・ベイルが復帰した際に、MFハメス・ロドリゲス、イスコのどちらをスタメンから下げるかを問われると、こう返している。

「ベイルはこのチームの基盤となる選手であり、今後もプレーし続ける。だが重要な選手を11人だけに限ることはない。チーム全体にとって、そう考える方が素晴らしい」

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