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残り4分から劇的逆転勝利…群馬下した千葉が今季初の4連勝!!

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[10.26 J2第38節 群馬1-2千葉 正田スタ]

 J2は26日、第38節を各地で行い、正田醤油スタジアム群馬では18位のザスパクサツ群馬が3連勝中で5位につけるジェフユナイテッド千葉をホームに迎えた。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半8分に群馬が先制。しかし、そのまま試合終了を迎えようかという後半41分から千葉が逆転し、2-1の勝利を収めた。

 スコアが動かないまま試合が進む中、前半27分に群馬が好機を生み出す。だが左サイドを突破したMF青木孝太のグラウンダーのクロスにFW平繁龍一が反応するも、シュートはジャストミートしなかった。さらに同40分にはDF久富良輔のパスを受けたFWダニエル・ロビーニョが強烈なシュートを放ったが、GK高木駿に弾き出されて先制点を奪うには至らない。対する千葉は前半のシュートを1本に抑え込まれるなど、なかなか決定機を作れず。前半はスコアレスのまま折り返した。

 そして後半8分に群馬がスコアを動かす。MF金沢浄のCKに反応した青木が相手DFと競り合いながらも、ダイビングヘッドで合わせて千葉ゴールをこじ開けた。06年から09年途中まで、そして10年と11年を千葉で過ごした青木のきつい恩返し弾となった。

 1-0と群馬がリードを奪ったまま時計の針が進み、このまま逃げ切るかと思われた残り4分から千葉の反撃がようやく実を結ぶ。後半41分、中盤でボールを受けたFWケンペスがMF谷澤達也とのワンツーから落としを受けると、一気にPA内に侵入して左足を一閃。GK富居大樹の手を弾く強烈なシュートを突き刺して、試合を振り出しに戻した。

 さらに後半アディショナルタイムには、左サイドからケンペスが入れたグラウンダーのクロスがMF宮崎泰右のオウンゴールを誘って2-1と逆転に成功。千葉が残り4分から劇的な逆転勝利を収めて今季初の4連勝を飾った。


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