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ミハイロビッチ:「私もインテルの監督になりたいが…」

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好調維持して古巣と対戦

 サンプドリアは29日、セリエA第9節でインテルと対戦する。古巣との対戦を前に、シニシャ・ミハイロビッチ監督は自身がインテルの新監督候補の一人と言われていることに言及した。

 ワルテル・マッツァーリ監督の進退が騒がれているインテル。今季無敗で3位と好調のサンプを率いるミハイロビッチ監督は、インテルの次期監督候補の一人と報じられている。だが、ミハイロビッチ監督は28日の会見で次のように語った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「私を含め、世界のどんな監督でも、インテルの指揮官になりたいと思うだろ。だが、今はそういうことを話すタイミングではない。私はほかの監督たちに大きな敬意を払っているからだ」

 一方で、ミハイロビッチ監督は古巣インテルへの愛情を強調している。

「私とインテルの深い絆は変わらない。インテルのことはファミリーのように思っている。インテルとモラッティファミリーには感謝しなければいけないんだ。常に敬意をもって私を扱ってくれた。私も同じだ。(マッシモ・)モラッティは情熱によるサッカーのシンボルだよ。彼がやったことは歴史に残る」

「だが、(エリック・)トヒル会長に譲ったということは、そのための保証があったということだ。新経営陣が自身の方針を進めるのは正しいことだよ。そうじゃなければ、売却した意味がないだろう。とにかく、私はずっとインテルにエールを送り続けるよ」

 また、ミハイロビッチ監督はサンプドリアの好調ぶりに胸を張っている。

「勝ち点4差の3位でインテルとサン・シーロで対戦できるのは、サンプドリアにとって大きな満足だ。そして、我々がこの結果にふさわしかったことが、何より重要だね。無敗はユーベと我々だけで、我々はリーグ2位の失点数だ。前節はローマにゴールを許さなかった」

「我々は謙虚であり続けなければいけない。とにかく、カルチョのスカラ座で良いところを見せ、インテル戦で良い結果を残すことは可能だと思う。それだけの力はあると確信しているからだ。私にはクオリティーのあるチームがいる。ただ、いずれにしても、一部のビッグクラブには劣っているんだ。その差を埋めるには、完璧な準備に加えて、集中とガッツ、勝利への飢えが必要だね」

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