スタリッジの負傷や攻撃陣の不調が影響か

　リバプールは、FWダニエル・スタリッジが再び負傷したことでリールからFWディボク・オリジの予定より早い復帰を検討するかもしれない。イギリス『デイリー・ミラー』が伝えた。

　今夏、移籍金1000万ポンドでオリジ獲得に関してリールと合意に達したリバプールだが、出場機会を積ませるためにレンタルの形でもう1年ベルギー代表FWをリールに留まらせる決断を下した。

　リバプールは、18日の練習でスタリッジがももを痛めた。イギリスメディアでは今後6週間の離脱が見込まれると報じられており、年内の復帰は絶望的だといわれている。

　昨季公式戦24得点を記録したスタリッジが不在のリバプールは、FWマリオ・バロテッリ、FWファビオ・ボリーニ、FWリッキー・ランバートらがいずれも不調で、今季のプレミアリーグでチーム得点数は14得点と振るわない数字となっている。

　そこで、リバプールは1月の移籍市場でオリジを呼び戻すことを考慮しているという。だが、リールもシーズン中に簡単にオリジを明け渡すつもりはなく、移籍金として500万ポンドが必要になると伝えられている。

　オリジ自身は先日、「クラブが1月に行かせてくれると決めたとすれば、リバプールに加わりたいと思う」と冬の移籍市場での復帰に前向きな姿勢を示していた。20歳FWは、シーズン後半戦とイングランドで過ごすことになるのだろうか。

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