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[CL]レアルがC・ロナウド弾でクラブ最多タイの公式戦15連勝!!首位通過決める…バーゼル柿谷は途中出場

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[11.26 欧州CLグループリーグ第5節 バーゼル0-1レアル・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は26日、各地でグループリーグ第5節2日目を行った。B組のFW柿谷曜一朗が所属するバーゼル(スイス)はホームで昨季王者レアル・マドリー(スペイン)と対戦。レアルが前半の1点を守り抜いて1-0で勝利し、最終節を残して首位通過を決めた。なお、ベンチスタートの柿谷は後半42分から途中出場している。

 第1節でバーゼルに5-1と大勝したレアルは、バーゼルの前線からの激しい守備に苦しみ、決定機を作れないでいた。それでも、レアルがワンチャンスをものにした。前半35分、左サイドをFWカリム・ベンゼマがドリブルで突破。深い位置から中央に切れ込み、ベンゼマのラストパスをFWクリスティアーノ・ロナウドが左足で押し込んで先制点。C・ロナウドは欧州CL通算71得点とした。

 後半もレアルが主導権を握る。同6分、左45度の位置で獲得したFKをC・ロナウドが蹴る。無回転となったボールは壁を越えてGKの手前で急激に落ちたが、GKトマーシュ・バツリークがなんとか弾き出す。同11分にはバーゼルにも決定機が訪れたがFWシュケルツェン・ガシの右足シュートはミートし切れなかった。

 なおも攻め込むバーゼルは後半22分、FWブレール・ドナルド・エンボロの右アーリークロスからガシが頭で合わせたがクロスバーの上に外れる。直後に縦パスを受けたエンボロがDFラファエル・バランをかわして体勢を崩しながらも右足でシュートを放ったがGKケイラー・ナバスに防がれ、ゴールネットを揺らすことができない。

 レアルも後半30分、MFガレス・ベイルが左サイドから斜めにゴール前に持ち込んで左足を振り抜いたが、惜しくもクロスバーを叩いた。同33分、得意のカウンターから左SBファビオ・コエントロン、ベイルと横につないで最後はゴール前に勢いよく走り込んだC・ロナウドが右足で合わせたがわずかに枠を外れた。

 その後も一進一退の攻防が続いたがレアルが安定した守備を見せて、前半の1点を守り切き、1-0で勝利。クラブ最多記録の公式戦15連勝に並んだ。一方のバーゼルは、3位リバプール(イングランド)が最下位ルドゴレツ(ブルガリア)と引き分けたため2位をキープ。最終節リバプール戦で引き分け以上の結果が得られればグループリーグ突破が決定する。

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