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P・ヘメス、ジダンに対する発言を後悔せず

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「RFEFとCSDは犬猿の仲だ」

 ラージョ・バジェカーノのパコ・ヘメス監督は、レアル・マドリーBのジネディーヌ・ジダン助監督に対する発言を後悔はしていないようだ。

 スペインサッカー連盟(RFEF)の監督委員会は、カスティージャ助監督でありながら、監督としての振る舞いを見せるジダン氏及び、名目上で監督を務めるサンチャゴ・サンチェス氏に対して処分を科す必要性を主張。そのため、一時はリーガエスパニョーラ競技委員会から両者に3カ月の職務停止処分が科されていたが、スペイン・スポーツ裁定審議会(CSD)がこの処分を撤回している。

 P・ヘメス監督は、先月初めにジダン助監督を同業者とみなすことはできないと話していた。この発言をきっかけにカルロ・アンチェロッティ監督とも舌戦を繰り広げたが、26日にスペイン『ゴレアーダ』で前言撤回することはないと主張した。

「ジダンに対して言ったことを後悔してはいない。私はアンチ・マドリディスタだと思われているようだが、レアル・マドリーに大きな敬意を抱いているよ。私は質問を受けたから自分の意見を述べただけだ。その意見は今も私の中にとどまっている」

「ジダンに敵意はない。彼がライセンスを取得してから指導すれば、現役時代の半分ほどの才能を発揮すれば素晴らしい成果を挙げられるだろう。ただ、彼を同業者ではないと言ったのは私の間違いだった。(コーチライセンスの)レベル2を取得している彼は監督であり、私の同業者だ」

 一方で、P・ヘメス監督は今回のRFEFとCSDの決定については次のように話している。

「アンチェロッティは素晴らしい人間だよ。ジダンとはまだ知り合う機会に恵まれていない。レアル・マドリーは私に何もしていない。いちファンとして、多くの喜びを与えてもらった。私にはマドリディスタの友人が何人かいて、試合観戦にスタジアムに足を運ぶこともある。レアル・マドリーに反するものは何もない。彼らは多くを与えてきた。だが、ジダンがライセンスを持たずに監督を務めることを良いとは言えない」

「私は筋の通った発言をした。しかし、それとジダンが監督をするのを認めるのは別の話だ。それに、RFEFとCSDが犬猿の仲だということを忘れてはならない。CSDは、RFEFの決断を無効にしたんだ」

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