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クロップ、乾や長谷部も警戒

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フランクフルトは「油断できない相手」

 ドルトムントは、30日に行われるブンデスリーガ第13節でフランクフルトと敵地で対戦する。28日の会見でユルゲン・クロップ監督は、自信をつけた相手との試合で「チャンスをつかみ取る」と意気込みを示した。

 26日のアーセナル戦で0-2と敗れ、今季チャンピオンズリーグ初黒星を喫したドルトムント。次のリーグ戦の相手は、前節ボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)戦で勝利を手にし、悪い流れから一歩踏み出したフランクフルトだ。

 クロップ監督はパダーボルン戦を除けば、「ブンデスリーガでは最近、プレーは割と安定していた」と語り、フランクフルト戦に向けて「それにつなげていかなければいけない」と、チームに要求している。相手については次のように話した。

「2週間前のフランクフルトはそれほど評価されていなかったが、ボルシアMGと対戦したチームは実に良いチームだった。経験豊富な選手がいるし、今まで負傷に悩まされてきた(MFマーク・)ステンデラをうまく起用した。彼は素晴らしいプレーヤーだ」

 乾貴士長谷部誠の名前も挙げている。

「両ウィングの乾と(ステファン・)アイグナー、ボランチの長谷部、前線の(アレクサンダー・)マイヤー、(ハリス・)セフェロビッチらは、油断できない相手だよ。彼らの守備を見ても、ブンデスリーガにふさわしいクオリティーだ」

 調子を取り戻した相手だが、それを気にせずに試合に臨む。

「彼らは自信をつけた。だからと言って、彼らが自動的に勝つわけじゃない。新しいゲームだ。我々はこの仕事の難しさを意識しつつ、自分たちのチャンスをつかみ取るつもりだよ」

MFヤクブ・ブワシュチコフスキが登録メンバー入りするかもしれない。長期離脱から復帰したポーランド代表MFは26日、U-23チームのテストマッチに参加している。

「クバは75分プレーした。自分は立ち会えなかったが、しっかりとプレーできたようだ。翌日はすごく疲れていたけど、それは普通のことだよ。フィットネスを完全に取り戻すためには、当然もう少し時間が必要だろうね」

 同監督は「マッツ(・フンメルス)はおとといあたりから痛みがない」と、主将の復帰もほのめかした。その一方で、「マニー(スヴェン・ベンダー)はアーセナル戦後、内転筋の問題を訴えていた」とのことで、欠場する可能性がありそうだ。

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