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岡崎、チームの現状に「マインツらしくない」

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古巣との対戦前に『キッカー』でコメント

 マインツに所属する日本代表FW岡崎慎司は、6試合勝ちなしと現在不調のチームが見せているサッカーは「マインツらしくない」と話している。ドイツ『キッカー』がコメントを伝えた。

 チームは前節アウェーでのハンブルガーSV(HSV)戦に敗れたが、岡崎は今季リーグ戦8点目となるゴールを記録。『キッカー』は岡崎について、シュトゥットガルトでの「失敗した補強」から、18か月間でマインツの「ミスター・ツーフェアレッシク」(”確実に仕事をする男”)になったと形容している。

 その岡崎は、「ボールを失えば、みんなが奪い戻しにいく」のがマインツの本来のサッカーであるとして、それができていないと認めた上で次のように続けた。

「僕たちが勝てないのは、今はそのマインツらしいサッカーを見せていないからだと思います。僕たちにとってはチームスピリットが重要なので」

 2点ビハインドの89分に1点を返したHSV戦については次のように振り返った。

「得点を決めれば、フォワードとしての仕事を果たせなかったという悩みが一つなくなります。でもハンブルクでは、同点にする2つ目のチャンスを逃したのが悔しいですね」

 一方、13日に行われる第15節の試合ではシュトゥットガルトをホームに迎える。岡崎は古巣で過ごした時間は無駄ではなかったと感じているようだ。

「トーマス・トゥヘル(マインツ前監督)が最前線での起用を考えてくれたことが、移籍する一つの理由でした。かなり自信がつきましたね。でもここで成功しているのは、シュトゥットガルトで多くを学んだからです」

 岡崎はマインツ移籍後のシュトゥットガルトとの2度の対戦でいずれも1ゴールを挙げている。3度目の対戦でも古巣からゴールを奪い、チームを不振から脱出させることができるだろうか。

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