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ロイスの残留希望を信じるドルトムントCEO

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スペイン語習得報道は一蹴

 ドルトムントのハンス・ヨアヒム・バツケCEOは、MFマルコ・ロイスが必ずしも移籍するとは考えていないようだ。ドイツ『シュテルン』のインタビューで、同選手の去就についての見解を述べている。

 バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは以前、ロイスのクラブとの契約に解除条項が盛り込まれており、その金額は2500万ユーロに設定されていると話していた。その後、バイエルンのほか、レアル・マドリー、バルセロナ、チェルシー、マンチェスター・シティなど数々のビッグクラブがロイス獲得に関心があると伝えられてきている。

 それでもバツケCEOは『シュテルン』で、現在離脱中の同選手にドルトムントに残る意思があると主張。次のようにコメントした。

「基本的に私は、マルコが残りたいと思っていると信じている。彼は町とクラブに対し、強い愛着を持っているからだ。彼の移籍に興味を抱いている人たちは、彼にほかの判断材料を提示しようとするかもしれないけどね」

 ドルトムントは、リーグ戦で現在14位と来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権もほとんど不可能という状況だ。また、ドルトムント育ちでクラブの下部組織出身のロイスはタイトル獲得を熱望していることで知られる。ドルトムントでタイトルを数年以内に狙えるかどうかが去就の決定に影響するかもしれない。

 一方、バツケCEOは先日、ロイスがスペイン語の習得に励んでいると報じられたことについても『スカイ』でコメントしている。同CEOは「数週間前はバイエルンの方言を勉強していたそうだが、今度はスペイン語か? 笑わせるね」とロイスがすでにスペイン移籍に向けて準備を進めているという噂を一蹴した。

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