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[DAYS×ゲキサカ連動企画vol.34]履正社高FW菅原大空(2年)

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DAYS×ゲキサカ連動企画「全国のつくしを探せ!」
[12.15 高円宮杯プレミアリーグ参入戦2回戦 前橋育英高 0-2 履正社高 Eスタ]

 本来ならば、そのポジションにはエースの瀧本高志がいるはずだった。しかし、最近の彼はスーパーサブ的な役割をこなし、代わりにスタメンの座を張っているのが、2年生の菅原大空だ。彼はプリンスリーグ関西第12節から、最終節までずっと履正社高のスタメンを張り、優勝に貢献した。

「今日はよく頑張ってくれた。彼はシュートに関しては、間違いなくチームで1番うまいが、なかなかハードワークができな選手だった。でも、『仲間のために身体を張ってプレーしてほしい』と言って送り出したら、今日は前線から積極的に守備をしてくれた」。平野直樹監督がこう語ったように、この日の彼は気迫に満ちていた。前線で相手の最終ラインにプレッシャーを掛け続けると、マイボールのときは果敢に裏のスペースを狙った。

 12分、FW牧野寛太のパスを受けると、右のスペースへ走り込んだMF林大地にスルーパス。次の瞬間、猛然とゴール前に走り込む。ボールを受けた林は、ライナー性のグラウンダーのクロスを蹴り込むが、菅原とGKの間を抜けていく形で、左エンドラインを超えていった。すると、「シュートを打ってくれよ! そうしたらGKが弾いたら、俺が詰めていたから。もっと積極的に行けよ!」と、クロスを選択した林に檄を飛ばした。

 これがチームをよりゴールへと向かう姿勢を引き出した。20分には林が起点となり、MF川畑隼人、DF大迫暁と繋がると、大迫のセンタリングをファーサイドで待ち受けた菅原が、バックステップを踏みながらヘッド。これがゴールに吸い込まれ、チームに先制弾をもたらした。さらに41分には、MF田中駿汰のスルーパスで抜け出すと、ゴール前にいる牧野のポジションを良く見て、センタリング。2点目のゴールをアシストした。

 1得点1アシストに加え、献身的な守備を続けた彼は、後半24分にプリンス関西と同じく、エース瀧本と交代。フル出場はできなかったが、プレミア昇格の立役者となった。平野監督は「もっともっとハードワークができるようになってほしい。やれるんだから、期待している」。代役では無く、より不動の存在になるために。彼にはまだまだやらなければならないタスクがある。だが、それも平野監督の信頼の現れ。ポテンシャルがあるからこそ、やれるはずだからこそ、厳しい注文を続ける。菅原は指揮官の愛情を受けながら、これからも成長していく。

(取材・文 安藤隆人)
 『DAYS』は、何の取り柄も特技もない少年・柄本つくしが、サッカーの名門・聖蹟高校に入部したことで始まる灼熱×感動×奇跡の高校サッカー漫画だ! 現在、週刊少年マガジンで連載中。
 そして今回、柄本つくしのように、“泥臭くチームのために献身的に走る”全国のサッカープレイヤーを応援していく企画がスタート! 各地の高校世代のゲームの中から、毎週つくしに負けない“熱さ”を持った選手をピックアップしていく。全国のサッカープレイヤーは要チェックだ! 次の“つくし”はキミかもしれないぞ!!

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