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[選手権]奈良県予選無失点Vの郡山GK大谷啓悟「応援してくれる人の感謝も背負えるように」

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 奈良県予選を無失点で勝ち抜き、全国高校選手権初出場を果たした郡山高(奈良)。GK大谷啓悟(3年)は最後方で守りを締めて初優勝に貢献した。183cmの長身守護神が全国でも相手アタッカー陣の前に立ちはだかる。

以下、大谷のコメント
●GK大谷啓悟(3年)
―無失点で初優勝。要因は?
「チーム全体でしっかり守備できたのが一番大きい。大会通じて(GKとの)1対1という場面がほとんどなかったので、組織的に全員で守れたのが大きかったと思います」

―攻撃的なチームが守備面を意識的に高めてきた
「1年で入ったときは『何点取られても取り返すみたいなチームで行こう』と話していたんですけど、新チームになってからあまりにも失点が多くて、『まず守備を一からやろう』と監督と一から戦術とか話して、理解して、できるようになってきた」

―自分自身、意識している部分は?
「1試合に1本くらいはピンチがあるので、そこは止められるように、あとウチのチームはあまりハイボールが得意ではないので、出られるところは出て、ピンチを減らすことを意識していました。プレーの面はそこまで上手くない。でも、声を出し続けるのは自分の取り柄だと思っているので、どんな時も後ろから声を出して、鼓舞していきたいと思います」

―自分にとって選手権とは?
「サッカー始めた時から憧れの舞台でした。少しでも残った3年生と1、2年生と長く戦って一戦一戦戦っていきたい」

―きょうはパティーク11プロを着用して練習したが、感想を
「凄く足にフィットして、いつもよりボールを掴んで蹴れているなと感じました。(普段スパイクを選ぶポイントは)足に合うのと、ポイントが多いのを選びます。ポイントが多い方が踏ん張り利くかなと思いますし、キックが安定するかなと思います」

―ゲキサカを通して伝えたいことがあれば
「応援してくれる人の感謝も背負えるように。まだまだ弱いのでしっかり選手権までの期間で背負えるように強くなって戦いたいと思います」

(取材・文 吉田太郎)

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