レッドブル・ザルツブルクは7日、セレッソ大阪からFW南野拓実を獲得したと正式に発表した。契約期間は2018年まで、1年間の延長オプションつきとなっている。C大阪側は6日に南野の移籍を発表していた。

　クラブは公式サイトで「歓迎　TAKUMI!」との見出しで南野の加入を発表。ラルフ・ラングニックSDは「私たちは南野が多くの才能を秘めた選手であると確信し、契約へサインすることを楽しみにしていた。彼のような選手にとってのキャリアステップは欧州でプレーすること。彼が私たちレッドブル・ザルツブルクとともに、その旅をスタートさせることを嬉しく思うよ」とコメントした。

　また南野は公式サイトのインタビューへ応じ「ザルツブルクの試合は数試合しか見ることができていませんが、オファーをいただいた時はとても興味を持ちました。僕はレッドブル・ザルツブルクの積極的で攻撃的なスタイルが好きですし、このチームで自分の力を発揮することができると信じています。新たなチームでプレーする楽しみもありますし、チームとともに大きな成功を手にすることを願っています」とコメント。

　自らのプレースタイルについては、「僕はより攻撃的にいきたいタイプで、中央でのプレーが一番やりやすいと思っています。持ち味としてはスピードに乗ったドリブルが得意です。欧州でのプレーは初めてですが、レッドブル・ザルツブルクのプレースタイルへ可能な限り早く順応したいと思ってます。欧州で最初の年なので、とにかく早くザルツブルクの人たちや新しい文化になれる必要がありますが、僕はこの新たな挑戦をとても楽しみにしています」と語った。

　また新天地となるザルツブルクの地について、問われると「残念ながら、ザルツブルクにはまだ1日しか滞在していないので、あまり多くを見ることはできていませんが、街の雰囲気はとても好きになりました。市内の雰囲気や美しい城、川などとてもきれいだと思います。オフシーズンの近いうちにザルツブルクの街を探索するのを楽しみにしています。おそらく僕たちの試合には多くの日本人観光客も来てくれるのではないかと思っています」と話した。

---

▼関連リンク
欧州組完全ガイド