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後半戦初勝利を喜ぶクロップ「大事な一歩を踏み出した」

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[2.7 ブンデスリーガ第20節 フライブルク0-3ドルトムント]

 ブンデスリーガは7日、第20節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でフライブルクと対戦し、3-0で快勝した。昨年12月5日のホッフェンハイム戦(1-0)以来、6試合ぶりの白星。順位も16位に上げ、最下位から脱出した。

 ユルゲン・クロップ監督はクラブの公式サイトで「復調に向けて大事な一歩を踏み出した」と、後半戦初勝利を素直に喜んだ。前節のアウクスブルク戦(0-1)の敗戦について「アウクスブルク戦ではいくつかのことがうまくいかなかったが、それはもっぱら自信の欠如によるものだった。チームは貪欲にプレーし、よく走ったが報われなかった」と指摘。その上で「今日はかなり進歩が見られた」と、復活への手応えを口にした。

「我々はアウクスブルク戦をポジティブに捉え、その上でいくつか修正を加えた。フィジカル面はこれまでよりずっと良くなっているし、戦術面も改善されている。あとは決定的な場面で自分たちのスキルを信じる勇気を持つだけだ。今日はその目標に向けた重要な一歩となった」

 指揮官は、速攻からのパス交換で奪った3点目に満足感を示した。2-0の後半27分、香川が高い位置からプレッシングをかけると、相手の中途半端なクリアボールを奪ってパスをつなぎ、右サイドのMFマルコ・ロイスから中央の香川へ。香川はPA内左でフリーのFWピエール・エメリク・オーバメヤンにラストパスを送り、オーバメヤンが右足ダイレクトでゴール右隅に流し込んだ。

「3点目につながった一連の動きは素晴らしかった。自信があれば、ああいうことが可能になる」。狙いどおりのゴールを喜ぶクロップ監督は13日のマインツ戦に向け、「次節でもまた我々の実力を証明しなければならないが、復調に向けて大事な一歩を踏み出したことは確かだ」と力説した。


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