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「NIKE MOST WANTED」欧州クラブへの練習参加歴もつ桃山学院MF鈴木圭太「海外への切符を掴んできたい」

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 世界で戦える若き才能を発掘する世界的なスカウトプロジェクト、「NIKE MOST WANTED」は8日、大阪府のJ-GREEN堺で関西セレクションが行われ、10選手が2月21日に開催される「ジャパンファイナル」進出を決めた。大阪の強豪、桃山学院高のMF鈴木圭太は欧州で練習参加した経験を持つ技巧派。相手の逆を取るドリブルなどで存在感を発揮したMFについて、選考を担当した櫛山匠スカウトは「周りを見えていて判断の部分も良かった。攻撃への参加も良かった」と評価した。海外でのチャレンジ精神旺盛な鈴木が「ジャパンファイナル」を突破して世界への道を切り開く。

以下、鈴木コメント
―名前を呼ばれた瞬間はどのような気持ちだった?
「ホッとしました」

―自信はあった?
「自分を出せたと思うんですけど人数が多いだけあって、そんな中で自分目立てているかなと思った時に可能性が低いかなと思いました」

―相手の逆を取るドリブルから決定的な仕事をしていたが
「自分の長所であるのでそれを出せたのは良かった」

―今回、「NIKE MOST WANTED」に挑戦しようと思ったきっかけは?
「(堀)監督さんからのお誘いがあったのもあるんですけど、遠い先輩が2、3年前に受けていて自分も受けたいと思っていた」

―海外への憧れについては
「2回遠征とチーム参加と行かせてもらったことがあるんですけど、そういうのを肌で感じていたので海外意識は強い」

―練習参加はどこへ?
「ブルガリアのスラビア・ソフィアというところに。ブルガリアでは1部でやっているチーム」

―世界への想いは強い
「今回もう一度海外へ行けるチャンスがあるので、もう一回そういうところにチャレンジしたいと思っている」

―ジャパンファイナルを突破すればまた海外でプレーできる
「今のままではまだまだダメなんですけど、次はもっといいプレーができると思います」

―ジャパンファイナルへの意気込みを
「次はかなり選りすぐりで選ばれてきた人たちの中で、自分のプレーがどれだけ通用するのか楽しみですけれども、そういう中でもちゃんと海外への切符を掴んできたいと思います」

―そのためには何が必要?
「自分の長所であるドリブルだったり、ラストパス、シュートをバンバン出していきたい」

(取材・文 吉田太郎)

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