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延長後半の決勝点を含む2G!柏FWレアンドロ「PKの前に終わらせたい」

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[2.17 ACLプレーオフ 柏3-2(延長)チョンブリ 柏]

「PKまでいくともっと難しくなるので、その前に終わらせたいという思いがあった。ゴールを決めようという気持ちのみで決めました」

 延長後半10分、柏レイソルのFWレアンドロがCKから叩き込んだヘディング弾が、勝敗の行方を決めた。

 後半13分のPKを含めた2ゴールを挙げ、柏を2年ぶりのACL本戦へと導いたレアンドロだが、延長120分を通して11本のシュートを放っている。後半15分にFW武富孝介のスルーパスに抜けた場面と、延長後半8分にMF太田徹郎のクロスを合わせた場面では、GKとの1対1を迎えたが、ともにゴールマウスを捉えることすらできなかった。「焦って蹴ってしまうことが多かった。自分だけじゃなくて、みんなが落ち着いていればもっとゴールは入ったと思う」とレアンドロは反省の弁を並べたが、キャプテンのMF大谷秀和は、16本の空砲となってしまったFWクリスティアーノとともにフォローする。

「シュートが入らなかった部分はありますけど、そういうカタチを多くつくれたということは前向きに捉えていい。クリスにしても、モンちゃん(レアンドロ)にしても、ゴールを奪える選手なのでこういう日もあるのかなと思う」

 次戦は、24日の全北現代(韓国)戦となる。「今日のために練習してきましたけど、新しいサッカーでまだ足りない部分もありますし、見えてきたものもあるので、まだまだ上達していくと思う。監督が今日の試合をビデオを見て修正してくるので、今日と同じようなミスは起こらないと思います」。チーム始動後1か月での初戦でも見せつけた攻撃サッカー。レアンドロはさらなる発展に期待を抱かせた。

(取材・文 奥山典幸)

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