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イブラ、バルサ退団時にマドリー移籍を望んでいた

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 パリSGFWズラタン・イブラヒモビッチは、バルセロナを退団する際にライバルのレアル・マドリーへの移籍を望んでいたという。ミーノ・ライオラ代理人が明かした。

 ジョゼップ・グアルディオラ監督(現バイエルン)や一部選手との確執が噂されたイブラヒモビッチは、わずか1シーズンでバルサを去り、ミランへと移籍している。

 ライオラ代理人はスペイン『マルカ』のインタビューで、イブラヒモビッチがマドリーに加入しなかったことについて聞かれると、このように話した。

「マドリーは政治的なクラブだ。普通のクラブではない。彼らのやり方は理解できないね。完璧なクラブだったかもしれない。イブラは素晴らしい選手であり、情熱があり、いつだって何か見事なことをやってのけるからだ。(マドリーに移籍しなかったのが)私のせいかは分からない」

「イブラは何も後悔していないと思う。ズラタンはバルサを離れたときにマドリーでのプレーを望んだ。理想的な移籍となっていたはずだ。(ジョゼップ・)グアルディオラに対する完璧なリベンジになっていたはずだよ」

 そのグアルディオラ監督とのことについて、ライオラ代理人は指揮官に再び厳しいコメントを残している。

「イブラとバルサにあったことは、“哲学者”(グアルディオラ監督)だけが知っている。人としての彼の振る舞いは最悪だ。監督としては素晴らしい。彼はズラタンを欲しがった。10回も連絡したんだ。バルサに必要で、助けると言っていた。そして突然、彼と話すのをやめたんだよ」

 それはFWリオネル・メッシと関係があるのだろうか?

「それは分からない。だが、一つ覚えている。チキ・ベギリスタイン(当時のバルサのフットボールディレクター)から11月に連絡があった。話したいと言われてね。『メッシが怒っている。彼は満足していない。ゴールを量産していないんだ。ズラタンが彼を助けなければいけない』と言われた。イブラは同意したよ」

「1か月後、チキは私に、グアルディオラがシステムを変えると言ってきた。私は『問題ない』と言った。それからチキは、問題があると言ってきた。『メッシが怒っており、グアルディオラに泣きついている。グアルディオラは2人のストライカーを使わない』とね。ペップはそれから二度とズラタンと話さなかった」

「ズラタンはとてもプロフェッショナルだった。そして、マドリーへの移籍を望んだんだ。だが、マドリーには男気がなく、明確なプランもなかった」

 マドリー移籍に近づいた時期があったか問われると、ライオラ氏はこう答えている。

「(カルロ・)アンチェロッティは彼を望んだ。私はマドリッドに会談しに行ったよ。だが、ホセ・アンヘル・サンチェスが(PSGのナセル・)アル・ケライフィに連絡して、キャンセルしたんだ」


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