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東京Vが先制も、C大阪がフォルランのゴールで追いつきドロー

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[3.8 J2第1節東京V1-1C大阪 味スタ]

 2015シーズンのJ2リーグが開幕し、味の素スタジアムでは東京ヴェルディと昨季J2へ降格したセレッソ大阪が対戦した。後半2分に東京Vが先制するも、同34分にFWフォルランがFKから同点ゴールを決め、試合は1-1で終了。引き分けに終わった。

 東京Vは4-4-2のシステムを採用。GK佐藤優也、DFラインは右から安西幸輝ウェズレイ井林章安在和樹。ダブルボランチを高卒ルーキーでJデビューとなるMF三竿健斗とMF中後雅喜が務めた。2列目は右にMFブルーノ・コウチーニョ、左にMF南秀仁。2トップにはFW平本一樹とFWアラン・ピニェイロが入った。
 パウロ・アウトゥオリ監督が指揮を執り、1年でのJ1復帰を目指すC大阪は、MF長谷川アーリアジャスールがメンバー外。4-3-3システムでGKキム・ジンヒョン、DFラインは右から酒本憲幸山下達也染谷悠太丸橋祐介。アンカーを山口蛍が務め、その前には扇原貴宏関口訓充。3トップは右からパブロ、玉田圭司フォルランが務めた。
 
 試合は立ち上がり、東京Vが立て続けにチャンスを演出。前半11分には安西からアラン・ピニェイロへつなぎ、最後は後方へ詰めていたブルーノ・コウチーニョが右足シュート。しかし枠を外れた。同12分には左サイドから攻め込むと、安在のパスを受けた南がPA手前から迷わず右足ミドル。しかしクロスバー上方へ大きく外れた。

 その後も東京Vは果敢に攻め込む。高卒ルーキーの三竿が堂々のプレーをみせると中盤でボールを奪取。180cmと高さもある三竿は空中戦でも強さをみせ、C大阪へ奪われたボールを即座に奪い返しては、攻撃へ転じた。前半12分には自陣内でボールをカットすると、三竿がドリブルで前線へ。惜しくもシュートで終わることはできなかった。

 対するC大阪は正確なロングフィードで幾度かチャンスを迎えるも、ゴールネットは揺らせない。前半25分には扇原からのロングパス。前線へ抜け出たフォルランがシュートを放つも、横へ飛んだGK佐藤の右手一本に防がれた。思うようにシュートまで持ち込めないシーンが続いたが、前半35分過ぎからようやくリズムをつかむ。

 前半38分には左クロスに飛び込んだパブロがニアで逸らす、しかし味方には合わない。同43分にはゴール正面の関口がシュートを放つが、わずかに枠を外れた。前半アディショナルタイム1分には右CKから最後はパブロがシュート。しかしGK佐藤に阻まれる。1点が遠く、前半を0-0で折り返した。

 しかし後半、すぐに試合は動いた。後半2分、左サイドから東京Vが攻め込む。PA内左ゴールライン際で粘った中後が倒れこみながらも必死に中央へ折り返す。ゴール前へ詰めていたアラン・ピニェイロがシュートを決め、東京Vが先制に成功。新助っ人のJ初ゴールでリードを奪った。

 早い時間に1点を返したいC大阪。決定機を迎えるもシュートが決まらない。後半7分には左サイドのフォルランから玉田、パブロとつなぎ、最後はPA内右へ詰めていた関口がシュートを打つもゴールネットは揺らせず。同14分にはゴール前まで攻め込み、玉田からのパスを受けたパブロがループパス。PA内左のフォルランがダイレクトでシュートを打つも、クロスバー上へ外れていった。もどかしい時間が続く。

 流れを変えたいC大阪は、後半28分に関口に代わって、MF楠神順平をピッチへ送る。すると直後のワンプレー。ドリブルで仕掛けた楠神がPA手前右でFKを獲得。玉田が右足で蹴り込んだボール。ファーサイドへ流れるもわずかに味方に合わない。対する東京Vも最初の交代カードを切る。後半32分、南に代わり、FW高木大輔をピッチへ送った。

 すると後半34分、左サイドから攻め込んだC大阪。丸橋が中後に倒され、PA手前左でFKを獲得。チームメイトが動かしたボールをフォルランが右足で振り抜くと、壁の間を抜けたボールはゴールネットへ吸い込まれた。フォルランのゴールでC大阪が1-1に追いついた。直後にもフォルランが決定機。カウンターから中央へ飛び込み、頭で合わすも追加点は生まれない。

 一気に逆転したいC大阪だったが、後半39分にパブロが2枚目の警告を受けて退場。数的不利となってしまう。防戦一方だったが数的有利となった東京Vは、安在に代わりMF杉本竜士をピッチへ送る。10人のC大阪は酒本に代え、DF椋原健太が出場した。その後も10人ながら果敢な攻撃をみせたC大阪だったが、ゴールは生まれずに1-1で試合は終了。引き分けに終わった。

(取材・文 片岡涼)


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