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香川、3年ぶりの連発!!恩師の退任発表後2戦2発で2連勝に導く

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[4.25 ブンデスリーガ第30節 ドルトムント2-0フランクフルト]

 ブンデスリーガは25日、第30節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでMF長谷部誠、MF乾貴士の所属するフランクフルトと対戦し、2-0で快勝した。トップ下でフル出場した香川は1-0の前半32分に2戦連発となる追加点。長谷部はボランチでフル出場。乾は3試合連続のベンチスタートで、後半34分から途中出場した。

 28日にDFBポカール(ドイツ国内杯)準決勝のバイエルン戦を控えるドルトムントはMFイルカイ・ギュンドアン、GKロマン・バイデンフェラーがメンバーから外れ、MFマルコ・ロイスもベンチスタート。それでも前半24分、DFマルセル・シュメルツァーの左クロスが至近距離でMFソニー・キッテルのハンドを誘い、PKを獲得すると、これをFWピエール・エメリク・オーバメヤンがGKのタイミングを外すチップキックで決め、先制点を奪った。

 さらに前半32分、自陣からの縦パスに反応したオーバメヤンが右サイドを駆け上がり、グラウンダーのクロス。ゴール前に走り込んだ香川が滑り込みながら左足で合わせ、ゴールネットを揺らした。ユルゲン・クロップ監督の退任発表後、2戦連発となる今季4得点目を決めた香川。2戦連発はドルトムント時代の12年3月に3戦連発を記録して以来、3シーズンぶりだった。

 2-0で折り返した後半もドルトムントのペースで進む。後半22分にはMFヤクブ・ブラスチコフスキに代わってロイスが登場。直後に香川のパスに抜け出したMFヘンリク・ムヒタリアンが右クロスを送り、ロイスがゴール前に飛び込むが、わずかに合わない。同25分にはMFスベン・ベンダーのスルーパスから香川がPA内に走り込むが、左足のシュートはDFのブロックに阻まれた。

 3点目こそ奪えなかったが、危なげない試合運びで2-0の完封勝利をおさめたドルトムント。クロップ監督が今季限りでの退任を発表してから2連勝となり、来季のEL出場圏内に近づくとともに、28日のDFBポカール準決勝へ弾みを付けた。一方のフランクフルトは後半34分から乾がピッチに入るが、3試合連続の無得点に終わり、5試合勝ちなし(2分3敗)となった。


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