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バイエルン、明日にも3連覇決定…原口フル出場のヘルタを下しV王手

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[4.25 ブンデスリーガ第30節 バイエルン1-0ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは25日、第30節2日目を行い、FW原口元気、MF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンは敵地でバイエルンと対戦し、0-1で敗れた。原口は右サイドで4試合連続の先発。フル出場したが、チームは8試合ぶりの黒星を喫した。細貝はベンチ外だった。

 2位ボルフスブルクに勝ち点12差を付けて首位を独走するバイエルン。今節に勝って、ボルフスブルクが引き分け以下に終わるか、引き分けでもボルフスブルクが負ければ、4試合を残して3連覇が決まるという状況でホームにヘルタを迎えた。

 ヘルタは前半24分、自陣からドリブルで持ち上がった原口のパスからFWサロモン・カルーが右足でシュートを狙うが、ゴール上へ。後半10分にも原口の絶妙なスルーパスに抜け出したMFニコ・シュルツが決定機を迎えたが、GKと1対1から放った左足のシュートはGKマヌエル・ノイアーの好セーブに阻まれた。

 静かな入りを見せたバイエルンだが、後半に入って徐々にエンジンがかかる。後半22分にMFチアゴ・アルカンタラ、同30分にFWクラウディオ・ピサロを投入し、攻撃の圧力を強めると、後半32分、チアゴの右CKにFWロベルト・レバンドフスキが頭で合わせるが、GKが好セーブ。同34分のMFバスティアン・シュバインシュタイガーのヘディングシュートは惜しくも右ポストに当たったが、後半35分、ついにゴールをこじ開けた。

 MFミッチェル・バイザーが右サイドをドリブルで突破し、マイナスのクロス。レワンドフスキの背後からフリーのシュバインシュタイガーが右足で合わせ、ゴール右上隅に叩き込んだ。1-0の完封勝利で4連勝を飾ったバイエルンは勝ち点を76に伸ばし、3連覇に王手。明日26日にボルシアMGと対戦する2位ボルフスブルクが引き分け以下に終われば、その時点で3年連続25回目の優勝が決まる。


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