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マンチーニ、連勝飾るもチームを叱責 「4、5選手が遊んでいた」

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 インテルは28日、セリエA第33節でウディネーゼと対戦し、敵地で2-1と勝利した。ロベルト・マンチーニ監督は、数的優位に立ちながらも、リードを奪ってから苦しんだことに怒りをあらわにしている。

 前半終盤に退場者を出したウディネーゼを相手に、FWマウロ・イカルディのPKで先制しながら、すぐに同点とされたインテルは、ウディネーゼMFアランも退場となり、11人対9人と圧倒的な有利な状況となると、FWルーカス・ポドルスキのゴールで勝ち越しに成功した。

 ところが、2人多いインテルは終盤にウディネーゼの反撃に苦しみ、あわや失点という場面も。追いつかれていたら、勝ち点2を捨てる形となっていたはずだ。当然、指揮官は勝利にもかかわらず不満を抱いている。試合後のコメントをイタリア『スカイ・スポーツ』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「どうして先制し、相手が2人退場していて、自分たちが勝ち越したのに、それから一部の選手たちがプレーをやめてしまい、遊び始めたのか分からないね。退場者が出る前までの方が良いプレーだったくらいだ。この点はチームで話し合わなければならない」

「このチームは頭を使って考えないときがある。それが腹立たしいんだ。4、5人の選手が、まるで真夏の練習中であるかのように遊び始めた。これは納得ができない」

 一方で、退場者が出るまでのプレーには納得の表情を見せたマンチーニ監督は、決勝点を挙げたポドルスキについても言及した。指揮官は試合前日、ポドルスキがシーズン後にアーセナルへ戻ることを明かしている。

「彼は6か月でロンドンに戻るという合意だった。今日は非常に重要なゴールを決めてくれたよ。彼は真面目なプロだ」

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