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補強禁止問題、サッカー連盟はマドリーの正当性を主張 アトレティコには規定に抵触の可能性も

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 スペインサッカー界が揺れている。バルセロナに続き、レアル・マドリーアトレティコ・マドリーに対しても、今後2回の移籍市場における補強禁止処分が下されるかもしれないからだ。

 スペインのラジオ局『カデナ・セール』の有名番組“ラルゲーロ”や『コペ』の“パルティード・デ・ラス・ドセ”は、28日に未成年の選手獲得・登録に関する規定で違反があるものとして、FIFAがマドリーとアトレティコの両クラブに補強禁止処分を下すと報じた。そうなれば、2クラブには2015年夏と2016年冬の市場で他クラブから加入した選手に出場登録許可を出すことができなくなる。その一方で、レンタル中の選手を復帰させることは可能だ。

 マドリーの関係者は、報道のなされた同日夜にこの件について処分の可能性があると認めた。しかしながら、補強禁止処分が始まるのは2016年1月からであり、今夏の選手獲得に問題はないと考えているようだ。

 アトレティコの関係者は落ち着いている。この数か月、FIFAとこの件に関して密接なやり取りを行ってきたクラブでは、2回の移籍市場における補強禁止という重大な処分が下されることは予想していない。

 FIFAは、第一にアトレティコに処分の旨を伝え、その後同様にマドリーに対して伝える意向だとみられる。

 一方、スペインサッカー連盟(RFEF)の幹部は、『マルカ』に対してマドリーがFIFAの規定に抵触する登録を行っていることを否定した。だがアトレティコに関しては、何らかの通達がある可能性を示唆している。

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