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カルバハル「カシージャスのジェスチャーには気づかなかった」

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[5.9 リーガ・エスパニョーラ第36節 R・マドリー2-2バレンシア]

 リーガ・エスパニョーラは9日、第36節を行い、2位レアル・マドリーはホームでバレンシアと2-2で引き分け、連勝が7でストップした。この結果、首位バルセロナとの勝ち点差は残り2試合で「4」に開いている。

 クロスバーとポストに3度阻まれるなど運にも見放されたレアル。DFダニエル・カルバハルはクラブの公式サイトで「チームは意地を見せ、ファンは僕らとともに戦い、最後の1分まで戦った」と、0-2から後半の2ゴールで同点に追いついたことを評価する一方、「今日、僕らがしたことはタイトルにお別れすることにつながる。最終節まで戦いたかったから痛みを伴う」と、3シーズンぶりのリーガ制覇が厳しくなったことを認めた。

 それでも「もっとも僕らはこのあとも戦い続ける」と、残り2節となったリーガとともに、13日の欧州CL準決勝第2戦ユベントス戦に向けて気持ちを切り替える。「僕らはすべてをかけてユーベと戦い、ファンはスペクタクルな状態で12番目の選手になる。水曜日、僕らは必死の思いでやる。ファンはチームとともに戦ってくれて、勝負を諦めることは決してなかった」と、サンチャゴ・ベルナベウのサポーターの後押しに感謝した。

 中3日でホームにユベントスを迎える大一番でもファンのサポートを信じている。この日の試合ではGKイケル・カシージャスが大きなブーイングを浴び、不満そうに右手を振り上げる仕草も見せたが、カルバハルは「イケルのジェスチャーには気づかなかった。ベルナベウのファンはとても要求が高く、そのことはだれもが知っている」と話すにとどめた。

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