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右足負傷から3か月…長友に待望の出番 積極プレーでイエローカードも

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[5.10 セリエA第35節 ラツィオ1-2インテル]

 インテルは10日、敵地でラツィオと対戦し、2-1で勝利した。7戦連続でベンチスタートとなっていたDF長友佑都は、後半23分から途中出場。2月8日のパレルモ戦以来、約3か月ぶりの復帰を果たした。

 ようやく出番がやってきた。相手が9人なったことで、インテルのロベルト・マンチーニ監督は攻撃に厚みを持たせるために長友の投入を選択。長友は右サイドに入ると、高い位置を保ってクロスを上げるなど積極的なプレーを見せる。後半アディショナルタイムにはイエローカードを貰うなど、気持ちの入ったプレーも見せた。

 長友は1月に戦ったアジア杯の準々決勝UAE戦で、試合中に右太もも裏を負傷。軽度の肉離れと診断され、リハビリを余儀なくされた。チームに戻って2月4日のコッパ・イタリアのナポリ戦で90分フル出場を果たしたが、次の試合の8日のパレルモ戦で前半36分で右もも裏を負傷。長期離脱を余儀なくされた。

 慎重なリハビリ期間を経て、4月4日のナポリ戦よりベンチ入りメンバーに復帰。しかし、なかなか出番は回ってこず、ベンチを温め続ける日々が続いた。報道では放出候補に挙げられるなど、立場は厳しくなる一方だったが、リーグ戦では13試合ぶりの復帰。欧州カップ戦出場権を目指すチームで、長友のアピールタイムも幕を開けた。


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