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先制点演出のケルン長澤、残留決定に「目標を達成できた」

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[5.10 ブンデスリーガ第32節 ケルン2-0シャルケ]

 ブンデスリーガは10日、第32節3日目を行い、MF長澤和輝とFW大迫勇也の所属するケルンはホームでシャルケと対戦し、2-0で快勝した。3試合ぶりの先発となった長澤は左サイドで後半25分までプレー。先制点も演出し、勝利に貢献した。

 前半34分、細かくボールをつなぐケルンはMFケビン・フォクトのスルーパスに反応した長澤が角度のない位置から右足でシュート。GKが弾いたボールをMFマルセル・リッセが右足で蹴り込み、先制点を奪った。

 得点シーンについて「ゴールキーパーとほぼ1対1の状態になったので、落ち着いてシュートを打とうと思った。キーパーに弾かれたけど、仲間がああやって詰めてくれて、得点につながって良かった」と振り返った長澤。得点後はピッチに膝を付いてガッツポーズする長澤のもとにチームメイトが駆け寄り、歓喜の輪ができた。

「すごい喜んだら……。僕が取ったわけじゃないけど、みんなが来てくれたので。それもうれしかった」。今季はケガの影響もあり、32節終了時点でわずか8試合の出場にとどまっている。先発はこの日が3試合目。「自分が点に絡む機会をなかなかつくれてなかった。その中でシャルケという格上のチームとの戦いで、うまく点につながるようなプレーができたのでうれしかった」と、素直に喜びを表現した。

 チームも1部復帰のシーズンで、2試合を残して残留が確定。「シーズンのはじめ、僕がケガをしていたときのミーティングで、(残留の)15位が目標ということでやっていたので。残り2試合あるけど、とりあえず残留は確実になったので、チームの目標を達成できたというのは素直にうれしく思います」と安堵の表情を見せていた。

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