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[CL]バイエルン、ホームで意地見せるも…バルサが4季ぶりの決勝進出!!

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[5.12 欧州CL準決勝第2戦 バイエルン 3-2 バルセロナ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は12日、準決勝第2戦を行い、バイエルン(ドイツ)とバルセロナ(スペイン)が対戦して、バイエルンが3-2の逆転勝利を収めた。しかし、2戦合計5-3で勝利したバルセロナが、欧州チャンピオンとなった10-11シーズン以来、4シーズンぶりの決勝進出を果たした。

 バルセロナのホームで行われた第1戦で0-3で敗れ、決勝進出のためには最低でも4点を奪う必要があるバイエルンが、いきなり試合を動かす。前半7分、MFシャビ・アロンソの蹴り出したCKからゴール前でフリーになったDFメフディ・ベナティアがヘッドで叩き込んで、スコアを1-0とした。

 しかし、すぐさまバルセロナが同点に追い付く。前半15分、FWリオネル・メッシのスルーパスから完全に抜け出したFWルイス・スアレスが、GKマヌエル・ノイアーとの1対1を迎える。スアレスはシュートではなく、後方から走り込んでくるFWネイマールへのラストパスを選択すると、フリーのネイマールが冷静に流し込んで試合を振り出しに戻した。

 アウェーゴールを献上したバイエルンは、前半19分に右サイドのMFフィリップ・ラームのクロスからFWトーマス・ミュラーがヘッドで狙うも、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの好セーブに阻まれてしまう。さらに同27分にはミュラーのパスからPA内に侵入したFWロベルト・レバンドフスキがシュートを放つも、テア・シュテーゲンの正面に飛んでネットを揺らせない。

 すると、前半29分にバルセロナが逆転に成功する。最終ラインからのロングボールをメッシがヘッドですらすと、またもやスアレスが完全に抜け出す。スアレスが逆サイドへ送ると、フリーになったネイマールが落ち着いてニアサイドを打ち破り、スコアを2-1とした。

 対するバイエルンも立て続けに決定機を生み出すが、ここでテア・シュテーゲンが立ちはだかった。前半37分にDFファン・ベルナトのクロスから放ったMFバスティアン・シュバインシュタイガーのヘディングシュートを弾き出すと、同41分には至近距離から狙ったレワンドフスキのシュートを左手1本でストップして同点ゴールを許さなかった。

 2-1とバルセロナがリードしたまま後半を迎えると、後半14分にシュバインシュタイガーのパスを受けたレワンドフスキが右足で鮮やかにネットを揺らして、バイエルンが同点に追い付く。さらに同29分にはシュバインシュタイガーの落としから、ミュラーが狙いすましたシュートを突き刺して勝ち越しに成功した。

 ホームで意地を見せるバイエルンはその後も猛攻を仕掛けたが、3-2のままスコアは動かず。第2戦は3-2でバイエルンが勝利を収めたものの、2戦合計5-3でバルセロナが決勝進出を決めた。


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