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トップデビューを飾ったチェルシー若手MF、希望はレンタルではなく残留

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 チェルシーの若手MFイジー・ブラウンは、レンタルで経験を積みに行くよりも、チェルシーにとどまって成長を続けたいと考えている。

 18歳のブラウンは、18日に行われたプレミアリーグ第37節でトップチームデビューを飾った。古巣であるウェスト・ブロムウィッチ戦で出番をもらっている。

 ジョゼ・モウリーニョ監督が期待を寄せる有望株であることはうかがえるブラウンだが、来シーズンに定位置を確保するのは簡単ではないだろう。そこで、レンタルの可能性も考えられるが、本人はチェルシー残留を優先に考えているようだ。

 『ロンドン・イブニング・スタンダード』が、ブラウンのコメントを伝えた。

「難しいバランスだけど、世界最高レベルの選手たちと世界最高の監督の下で練習できるというなら、それ以上のことを望めるかな? チャンピオンシップ(2部)に行くよりも、その方が僕の成長になるかもしれない」

「次のシーズンに何が起こるかは、プレシーズンがどうなるかだね。そこでしっかりと話して、将来をどうするか決めていく」

 2013年にウェスト・ブロムウィッチからチェルシーのアカデミーへ移ったときは論争もあった。古巣のファンからはブーイングも聞こえている。それでも、チェルシー移籍に後悔はないそうだ。

「分からない人もいるだろう。でも、僕は子供の頃からチェルシーファンだったんだ。ジミー・フロイト・ハッセルバインクやジャンフランコ・ゾラといった選手を見て育った。だから、ノーと言うことなんてできなかったね。僕はチェルシーが大好きなんだ。好きなクラブでプレーできていることは最高だよ」

 チェルシーは今シーズン、20人以上の選手をレンタルで外に出している。ブラウンはどのような道を歩むのだろうか。

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