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甲府とドローの鳥栖、決勝T進出の可能性残したが…

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[5.27 ナビスコ杯A組第6節 甲府 0-0 鳥栖 中銀スタ]

 ナビスコ杯は27日、第6節を各地で開催し、山梨中銀スタジアムではGL敗退が決まっている最下位のヴァンフォーレ甲府と3位のサガン鳥栖が対戦し、0-0で引き分けた。

 序盤から甲府がリズムを作り、半13分にはFKからFW盛田剛平がヘッドで合わせたがボールはゴール上に。さらに同31分にはゴール前で得たFKをFW堀米勇輝が直接狙うがゴール右へ外れ、同32分には中央に切れ込んだMF下田北斗が左足シュートを放つも枠を捉え切ることができなかった。

 一方の鳥栖は同39分に右サイドから上げられたクロスをMF田村亮介がヘッドで合わせたがクロスバーを叩いてネットを揺らすには至らず。さらい同44分には、MF鎌田大地のパスをフリーでPA内で受けたFW白星東が右足で狙うも枠を外してしまった。

 0-0のまま後半を迎えると、後半18分に最終ラインのパスから抜け出したMF松本大輝がシュートまで持ち込んだがGK赤星拓にセーブされて先制点を奪うには至らない。すると鳥栖が好機を創出し、同20分にカウンターから菅沼が狙うもシュートはポストを叩いた。その後もスコアは動かず、0-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

 勝ち点1の上積みにとどまった鳥栖は勝ち点8で新潟、湘南と並んでいるが、最終節の試合がない上に得失点差で2チームを下回っているため(新潟+2、湘南±0、鳥栖-1)、決勝トーナメント進出の可能性こそ残したが厳しい状況に追い込まれた。


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