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UEFAが声明発表「FIFA総会は延期すべき」「茶番と化す危険」

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 UEFAは27日、国際サッカー連盟(FIFA)の複数幹部が汚職により逮捕されたことを受け、声明を発表した。今月28日から開催される第65回総会の延期と、29日に予定されている会長選の延期を求めている。

 UEFA理事会がワルシャワで行われ、即座に声明文は発表された。「本日、FIFAに起こった悲惨な出来事はサッカー界全体のイメージを損なうものである。この件に関して、UEFAは大きなショックを受け、深い悲しみ沈んでいる」

「この度の件は今一度、FIFAに汚職の文化が深く根付いていることを示している。FIFA全体が『再起動され』、真の改革が実行されることが必要である」

「来たるべきFIFA総会は茶番と化す危険にさらされており、故に欧州の各サッカー協会はこの総会に参加し、当該のシステムに警告を与えるかどうかを慎重に考慮しなければならない。こういった事態が止まない限り、サッカーを滅ぼす要因となりかねないからだ」

「UEFA加入協会は28日、FIFA総会に先立って会合を開く。その機会に欧州の各国協会はサッカーを守るため、次に必要とされるステップは何であるかを決定するだろう」

「UEFA理事会のメンバーは、現在のFIFAが持つリーダーシップを変革する必要性が大きくあり、 今回のFIFA総会は延期すべきだと強く確信している。FIFA次期会長選挙は今後6か月以内に実施されるべきである」

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