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同勝ち点で3チームが並ぶ混戦も…B組は神戸が圧勝で2位通過決める

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 名古屋グランパスがすでに1位通過を決めているB組だが、残り1枠の争いは勝ち点8でヴィッセル神戸モンテディオ山形川崎フロンターレの3チームが並ぶ大混戦となっていた。

 しかし得失点差で最上位に立つ神戸が、圧倒的な強さを見せた。敵地で名古屋と対戦した神戸は、後半4分にキャプテンMFチョン・ウヨンのミドルシュートで先制。同16分にはカウンターからFWペドロ・ジュニオールがゴールネットを揺らす。同21分にはDF安田理大のクロスをFW渡邉千真が頭で合わせて加点。同29分にはペドロがこの日2点目を決めて、4-0で圧勝した。

 3位の山形はホームで横浜F・マリノスと対戦。しかし前半15分にFWラフィーニャに先制点を許すと、同アディショナルタイム2分にはMF熊谷アンドリューに反転シュートでゴールネットを揺らされる。0-2で今大会2敗目を喫した山形の敗退が決定。3連敗で敗退の決まっていた横浜FMが最後に意地を見せた。

 4位の川崎Fはホームでベガルタ仙台と対戦。前半37分にDF蜂須賀孝治に先制ミドルを決められるも、同45分にFW大久保嘉人が同点弾を蹴り込む。しかし、逆転弾までは奪えず、1-1のドロー。勝ち点1を積み上げるにとどまった。

 この結果、2位には勝ち点を11に伸ばした神戸は入り、2年連続の決勝トーナメント進出を決めた。決勝トーナメント準々決勝は9月2日に第1戦、同6日に第2戦を行う。

■順位表
1.☆名古屋(13)+1
2.☆神戸(11)+6
3.川崎F(9)+1
4.山形(8)-1
5.横浜FM(6)0
6.清水(6)-5
7.仙台(5)-2
※カッコ内は勝ち点。数字は得失点差


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