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国内組中心のメキシコはボリビアとドロー発進、指揮官「得点力不足を懸念」

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[6.12 南米選手権 メキシコ0-0ボリビア]

 南米選手権(コパ・アメリカ)は12日、大会2日目を迎えた。グループAの1試合が行われ、メキシコ代表はボリビア代表と0-0で引き分けた。A組では第1節を終え、開幕戦で勝利を飾った開催国・チリ代表が首位に立っている。

 メキシコ代表は7月に北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)の主催するゴールドカップを控えているため、南米サッカー連盟(CONMEBOL)の主催するコパ・アメリカは国内組中心の編成になっており、国外でプレーする選手は4名だけが招集されている。10日に発表されたゴールドカップを戦うメキシコ代表にFWハビエル・エルナンデスやFWジオバニ・ドス・サントスら主力は回った。

 そんななか、国内組主体で戦った初戦・ボリビア戦はスコアレスドローという結果。第2節にはチリ戦が控えており、なんとしてでも勝利しておきたい一戦で勝ち点3を取り損ねた。

 試合後、メキシコ代表ミゲル・エレーラ監督はスペイン紙『アス』によると、「我々は相手を圧倒することはなかったが決定機をつくることはできていた。結果を得るためにこの大会に参加し、全ての試合に勝ちにきた。それでも終盤まで攻め手を得ることはできなかった」と振り返った。

 15日には開催国のチリ代表と対戦する。エレーラ監督は「彼らにはアレクシス・サンチェスなど熟練した選手がいる。ボリビアよりも非常に能力の高い選手がいるため、今日逃した勝利は大きいだろう。2、3回の決定機があったのに決め切れなかった。得点力不足を懸念している」と嘆いた。

●コパ・アメリカ2015特集ページ

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