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バッカ:「ミランには大きなプロジェクトがある」 背番号は愛着のある「70」に

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 セビージャからミランへ移籍することが決定したFWカルロス・バッカは、ミラン加入の喜びを述べるとともに、古巣となるセビージャへの思いを口にしている。

 ミランは2日にバッカの獲得に関してセビージャと合意したことを発表。その後、バッカはメディカルチェックを済ませて契約にサインしたことを自ら明らかにした。ミランとの契約は5年間になるとのことだ。

 母国コロンビアでメディアの取材に応じたバッカは次のように話している。

「世界屈指のチームに加入できることをすごくうれしく思っている。今の状態があまり良くないことは分かっているけど、大きなプロジェクトとモチベーションがある。ユニフォームを着て全力を尽くす日が来るのを楽しみにしているよ」

「話があったのは1か月か2か月くらい前からだけど、具体的なことは8日か10日前くらいからだった。チームの一員になるように最初に誘ってくれたのはアドリアーノ・ガッリアーニ(CEO)だったよ」

 ヨーロッパリーグ2連覇に大きく貢献するなど、2年間にわたって活躍したセビージャを去るのは難しい決断だったと語った。

「簡単な決断ではなかったよ。セビージャには足跡を残して、歴史を作ることができたからね。大変な決断だったけど、ミランにはプロジェクトがあり、本来いるべき場所に戻ることができるという強い期待があるんだ」

「悲しい思いもある。こういう決断をするには色々なことを考えなければならない。スポーツ面ではセビージャならチャンピオンズリーグに出場できたし、個人的にも大勢の友人と離れることになる。モンチSD(スポーツディレクター)には特に感謝しているよ」

 バッカは今月20日にミランに合流し、翌日にチームとともに中国へ向かう。インターナショナル・チャンピオンズカップの中国ラウンドで、ミランは25日にインテル、30日にレアル・マドリーとの対戦を予定している。

 また、バッカは背番号「70」を選択したことも明らかにした。スペインでは1番から25番までを基本とする規定により認められなかったが、コロンビアやベルギーで使用していた愛着ある番号だ。

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