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嘆く指揮官、岐阜ラモス監督「残念でたまりません」

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[7.4 J2第21節 千葉 3-1 岐阜 フクアリ]

 指揮官は嘆いた。先制しながらも、1-3の逆転負けを喫したFC岐阜ラモス瑠偉監督は「残念でたまりません」と悔しさを滲ませた。

 試合序盤は、上位の千葉を相手にしても優位に試合を進めた岐阜は、前半13分にMF小野悠斗の鮮やかなクロスをFW難波宏明がヘッドで叩き込んで先制に成功。その後も主導権を握り、シュートチャンスを作り出したが、なかなか追加点を奪えず。すると、前半アディショナルタイムにDFキム・ヒョヌンに同点ゴールを許し、後半開始直後にMF町田也真人に逆転ゴールを奪われて最終的に1-3の逆転負けを喫した。

 ラモス監督は前半をリードして終えられなかったことに苦言を呈しつつも、後半開始直後の失点が試合を決めてしまったと話している。「後半の入り方に注意しようという話はしていました。相手のプレッシャーに10分間耐えられれば、自分たちのリズムができるという話をしていたら、2分で取られてしまった。ありえないし、自分たちで負けている」と注意していた時間帯の失点に声を落とした。

 1-2と逆転を許したのは後半2分であり、その後の時間は十分に残されていた。しかし、「負けているから、『じゃあ行こう』『3点、4点取られてもいいから前に行こう』とする姿勢がなかった」と指揮官が語ったように、前半だけで11本のシュートを放ったチームは、後半のシュート数を5本に抑えられて敗れている。「負けた原因は監督にあるかもしれない。でも、ピッチでやっている選手も責任を感じないといけない」と選手の奮起を促した。

(取材・文 折戸岳彦)
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