[練習試合]U-18代表のエース候補、FW小川は2アシスト!点を取る、取らせるFWに
[7.16 練習試合 U-18日本代表候補 6-2 JAPANサッカーカレッジ]
U-18日本代表の前線の柱となっているFW小川航基(桐光学園高)はこの日、2ゴールをアシストした。
まずは1本目終了間際、バイタルエリアで縦パスを受けると前を向き、DFを引き付けて右から飛び出したFW岸本武流へスルーパス。GKと1対1となった岸本が決めると、小川は2本目15分にも右サイドのスペースでボールを引き出してコントロールしたアーリークロス。再びGKと1対1となった岸本がゴールを破った。
「FWはゴール取るというのもあるんですけれども、味方を使って取らせるというのもひとつの仕事だと思うので、それが出たことは良かった」と小川。「ボールロストするところがあったのでそれは課題かなと思っています」と反省していたものの、180cmの長身FWは食いついてくるマークを1タッチのパスで剥がし、前を向けば自信を持っているシュートに加えて、ラストパスで点を取らせることもできるという怖さもある。「自分のところにマークつけば他の人が空くというのは目に見えて分かりますし、そこを使える選手になれればもっといい選手になれる」。ゴールを演出できるFWになることも目指していく。
ただし「取らせるだけじゃアピールにも何にもならないので取るというところを大前提にそこを目標にしてやっていきたい」というように、何より狙うのはまず自身のゴール。6月のPanda Cup(中国)では3戦連発、計5得点をたたき出して大会得点王に輝いた。この日もDFを外して決定機を迎えたが、1本目16分に右サイドをえぐったSB藤谷壮のラストパスにはわずかに合わず、40分にMF三好康児の右CKからマークを外して放った決定的なヘディングシュートはDFにゴールライン上でクリアされるなど無得点。そのことから試合後に満足感はなかった。ゴールという目標を変えず、97年生まれ世代のエース候補はそれを奪ってチームを白星へと導く。
[写真]1本目40分、U-18代表候補FW小川は決定的なヘディングシュート
(取材・文 吉田太郎)
U-18日本代表の前線の柱となっているFW小川航基(桐光学園高)はこの日、2ゴールをアシストした。
まずは1本目終了間際、バイタルエリアで縦パスを受けると前を向き、DFを引き付けて右から飛び出したFW岸本武流へスルーパス。GKと1対1となった岸本が決めると、小川は2本目15分にも右サイドのスペースでボールを引き出してコントロールしたアーリークロス。再びGKと1対1となった岸本がゴールを破った。
「FWはゴール取るというのもあるんですけれども、味方を使って取らせるというのもひとつの仕事だと思うので、それが出たことは良かった」と小川。「ボールロストするところがあったのでそれは課題かなと思っています」と反省していたものの、180cmの長身FWは食いついてくるマークを1タッチのパスで剥がし、前を向けば自信を持っているシュートに加えて、ラストパスで点を取らせることもできるという怖さもある。「自分のところにマークつけば他の人が空くというのは目に見えて分かりますし、そこを使える選手になれればもっといい選手になれる」。ゴールを演出できるFWになることも目指していく。
ただし「取らせるだけじゃアピールにも何にもならないので取るというところを大前提にそこを目標にしてやっていきたい」というように、何より狙うのはまず自身のゴール。6月のPanda Cup(中国)では3戦連発、計5得点をたたき出して大会得点王に輝いた。この日もDFを外して決定機を迎えたが、1本目16分に右サイドをえぐったSB藤谷壮のラストパスにはわずかに合わず、40分にMF三好康児の右CKからマークを外して放った決定的なヘディングシュートはDFにゴールライン上でクリアされるなど無得点。そのことから試合後に満足感はなかった。ゴールという目標を変えず、97年生まれ世代のエース候補はそれを奪ってチームを白星へと導く。
[写真]1本目40分、U-18代表候補FW小川は決定的なヘディングシュート
(取材・文 吉田太郎)